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2004.02.02

伊賀者

 いま司馬遼太郎先生の忍者ネタの作品を集めた「伊賀の四鬼」(講談社ロマンブックス)という本を読んでいるのですが、途中まで読んだ中で一番面白かったのがこの作品。上忍が奇怪な死を遂げ、自らも危うく殺されかけた腕利きの伊賀忍者が、仇を追い求めるうちに意外な真相に辿り着くという筋ですが、面白いのがその中で使われているネタ。それがなんと真言立川流なんですね。修行の一つで高野山に登った忍者の一人が、そこで立川流に出会い、伊賀に持ち帰ってみればそれが大流行。神も仏もないはずの忍びの世界が立川流のために腐っていく…とまあこれは話の本筋ではないのですが、コロンブスの卵ともいうべき組み合わせに大いに感心しました。この組み合わせ、Yesだね! これだけで長編一本かけそうです。
 タイトルは何のひねりもないですし、オチもいまいちですが、やっぱり司馬遼太郎先生の作品も読んでおかないといかんなあ、と。

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