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2004.04.03

狐火恋慕 暗夜鬼譚

 縁結びに絶大な力を持つという祈祷師・白王尼の存在を知った承香殿の女御は、ライバルに打ち勝とうと、彼女を後宮に招き入れる。一方、久継への自責の念に苦しむ夏樹は、先輩たちに気分転換の狩りに誘われ出かけるが、その狩りの参加者が次々と惨殺されていく事件が発生。夏樹と一条は事件を追うが、その途中に出逢った白王尼は、一条を「吾子」と呼ぶのだった。それ以来、一条の身に異様な変化が…

 シリーズ第8弾。前作の「空蝉挽歌」のエピローグ的作品ということで、そのやり方はやはりちょっとずるいよね、と思いつつも、内容的にはかなり楽しめました。ストーリーは、あの陰陽師と狐ということで、ある意味定番の展開ではあるのですが、人と人ならぬものの間で揺れ動く一条と、それを必死に引き留めようとする夏樹の友情の姿がきちんと描かれていたので満足。これが見たかったんだよ、という印象です。


「狐火恋慕 暗夜鬼譚」(瀬川貴次 集英社スーパーファンタジー文庫)


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