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2004.04.28

陰陽師 鬼一法眼(コミック)

 光文社で刊行されている藤木稟先生の「陰陽師 鬼一法眼」シリーズのコミカライズ。内容的には原作第1巻のエピソードの再構成ですが、原作よりも村上兵衛(狂言回し的役割の武士)と龍水(=鬼一法眼)の関係が密に描かれているような印象があります。

 原作については、文庫化された2巻目までしか読んでいないのですが、正直なところ、主人公側よりも鎌倉幕府の内幕、そして敵の妖霊側の描き方の方が魅力的という印象があり、失礼ながら主人公側の立ち位置が今ひとつ明確にならないせいかすっきりしない感じがあったのですが、その辺りがだいぶ整理されており、好感が持てました。
 絵柄的にも、虚無的な龍水にいかにも実直な兵衛、そして艶やかな白拍子たちのキャラクターがしっかりと伝わってくるものでしたし、妖物たちの描写も悪くなかったと思います。
 もちろん、何だか普通の陰陽師ものになっちゃったなあ、という感もあることはあるのですが、これはこれで大いにありだと思います。未回収の伏線もいくつかあるので、続編を見てみたいですね。


「陰陽師 鬼一法眼(コミック)」(渋谷千都世&藤木稟 あすかコミックスDX)


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