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2004.05.29

鉄人あれこれ

 第2話の感想を書いて以来すっかりご無沙汰していた「鉄人28号」ですが、つまらなくなってしまった、というわけではなくて(先週の第7話はちょっと微妙でしたが)もちろん今でも毎週楽しみに見ています。
 ここで感想を書かなくなったのは、ぶっちゃけこのblogで鉄人28号を扱うのってどうよ? とか、鉄人の感想書く前に時代ものの感想書けよ! とか自分で思ってしまったためなんですが、まあつまんないことにこだわるのやめた。

 今週は今までひっぱりに引っ張った正太郎の鉄人へのわだかまりが一気に解けて、はじめて鉄人と一体となって敵に立ち向かう姿をけれん味たっぷりに描いてくれて満足でした。溜めに溜めたものが一気に爆発したかのようなラストのバッカス一発KOも実にカタルシス満点のシーンでした。

 と、ここいらで鉄人スタッフのお言葉がちらほら出てきているようなので紹介を。
今川泰宏監督 特別講義 「アニメ鉄人28号制作」(Mr.ペーパーさん)
 私の敬愛する今川監督のトークの模様。監督、苦労しているんだなあ…というか大月め! まあ制作費に釘を刺されたのは自業自得のような気もします(苦笑)
 ちなみに「Don't dream it! Be it!」という言葉、私は座右の銘とさせていただいてます。

TV Bros.誌の鉄人記事メモ(Media Generationさん)
 そして大月の野…いや大月プロデューサーのインタビュー内容。かなり突っ込んだ話まで書いてありますが、気になるのはラストの展開への言及。かなり有名な溶鉱炉エンドにするつもりなのかなあ…劇場版がTVの続編でないというのも裏付けになっているような。


 そうそう、長谷川裕一先生の漫画版(マガジンZ連載)の方も非常に面白いこととなっています。第1話の時点から、「鉄人」世界の有名ロボットたちによるバトルロイヤル戦という、ファン泣かせの内容だったのですが、正太郎のキャラ造形やブラックオックスの設定など、回が進むにつれ長谷川テイスト大爆発。
 もともと原作の設定・テーマを尊重しつつ、自分の作品を展開してみせることには定評のある漫画家さんではありますが、今回も非常に見事な仕事ぶりです。必見。

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2004.05.27

「雨柳堂夢咄」第10巻

 柳が目印の骨董屋「雨柳堂」を舞台に、この世ならぬものを見る力を持つ店主の孫・蓮を狂言回しに様々な骨董品と店の客との触れ合いを描いた連作短編もこれで単行本10冊目。時間が止まってしまったかのように静かで優しい雨柳堂の空気と、妙に老成しているようでいてやっぱり人間くさい蓮君のキャラクターは相変わらずで、安心して読むことができます。

 物語の舞台はおそらく大正から昭和初期、つまり既に過ぎ去ってしまった過去なのですが、しかし雨柳堂(とそれを取り巻く人々)が時間の流れから超然として存在しているように感じられるのは、骨董品という、より古い時代の時間の流れを背負ったものを扱っているからなのかもしれません。

 ちなみにこの巻では、ここしばらく続いていたサイドストーリーである、贋作師の篁さんとつくろい師の釉月さんの因縁話が一応の落着。個人的にはこの一連のエピソードが、嫌いではもちろんないにせよ違和感を感じていたのですが、今この文章を書いていて、その違和感の正体が、時間の止まったような世界の中で、ただこのエピソードのみが現在進行形の物語であったためであったか、とようやく気づきました。

 何はともあれ、この心地よい世界がこれから先もずっと存在し続けることを願って止みません。

「雨柳堂夢咄」第10巻(波津彬子 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス


この記事に関連した本など

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「SAMURAI DEEPER KYO」 週刊少年マガジン2004年第26号

 先に消失した梵天丸を追うように何処かへ飛ばされるアキラとトラ。辿り着いた先は時人の居城・月影城だった。そこで時人から梵が壬生の配下となって天下を取ることとなったと聞かされる二人だが、アキラは狂に逆らう者に生きる価値なしと梵に斬りつける。が、その梵は偽物で、時人に囚われていた本物の梵も、アキラの行動に怒って自力で脱出する。と、そこで三人に、自分を捕まえることが出来たら紅の王の間に連れて行くとゲームを提案する時人。それに名乗り出る梵だが、時人は一瞬のうちに梵の木刀を細断、さらに梵の眼帯を奪い取る。時人は全部で10段階のうち、まだ2段階までしかスピードを出していないとうそぶく。


 以前はこっちで書いていた今週のKYOですが、今回からこっち(でも)書くことにしました。
 で、今週は時人の年下鬼畜攻め地獄の巻。先代紅の王にビビらされて以来、むせかえるばかりの三下スメルを漂わせていた時人ですが、何というかクソガキの本領発揮。これでいたぶられるのがアキラだったりしたら、もう少年誌じゃやっちゃいけない世界になりそうですが、相手がむくつけき梵なので安心。というか腐女子の皆さんはこの対戦カードで満足なのか<知りませんよ
 私はこれまでほんの断片しか描かれてこなかった梵天丸こと伊達政宗の過去話が見れそうなので期待しているところです。というか、眼帯取れた方がパワーアップしそうだな、梵。

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2004.05.26

ネタ勝ち

 会社帰りに何の気なしに本屋に寄ったら、朝日ソノラマ文庫の新刊が。ふ~ん、Dの新刊が出たのか、とか思っていたら、信じられないようなタイトルの作品が。
 しかも、パロディかと思ったらガチンコに“あの世界”を舞台にした作品でした。何だか「サムライ・レンズマン」に通じる感動があって、即購入。まだ読んでいませんが、もう設定だけでお腹一杯。さすが吉岡先生、こういうベクトルでは非常に良い仕事をします。

 ちなみに今月のソノラマの新刊では、個人的に安否を気遣っていた鴉紋先生の新刊も出ていて、これはこれで嬉しい話です。

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2004.05.24

載せていただきました

 このblogが、週刊ココログ・ガイドで紹介されました。こんなニッチ産業みたいなblogでええんかな、と心配になったりもしますが、紹介していただけるというのは非常にありがたいお話です。
 しかし、ヨイショするわけではないですが、紹介文は素敵ですね。こういう風に書けば良かったのか! と感心してしまいました。「伝奇時代フィクション」という響きはなかなか良いと思います。

 ちなみに一日のアクセス数がこのblogの1/3に満たない親サイトもあるので、初めていらした方、騙されたと思ってこちらも覗いていって下さると非常に嬉しいです。たぶん騙されると思いますが。

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2004.05.21

「妖星伝」の年表

 本サイト年表妖星伝(半村良 祥伝社文庫全3巻)のデータを追加しました(このへんとかこのへん)。
 厳密に言えば、今回追加分は第6巻の半ばまでで、あともう少し先があるのですが、まあ、正直そんなに大きな事件があるわけでもないので、次の機会にでも(第7巻は年表にするネタないし)。

 しかし「妖星伝」の一揆…いや一気読みは精神衛生上大変よろしくございませんでした。最終巻読み終わった後、無性に長谷川裕一先生の漫画が読みたくなりましたもの。

 次は「妖棋伝」か「眠狂四郎無頼控」のデータを追加する予定。

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2004.05.19

「神州纐纈城」第1巻

 半年ほど前に予告が出ながら、しばらくお預けを喰わされた期待の一冊がついに発売。あの石川賢が、あの神州纐纈城を! というわけで、これはもう飛んでもない化学変化が生じるに違いないと思っていたのですが、正直に言えばこの第1巻の時点では、かなり原作に忠実――あくまでも石川賢なりにですが――という印象。原作と比べて見ると、かなりエピソードの順に入れ替わりはあるのですが、原作の台詞等をそのまま使っている部分も多いので、受ける印象は原作にかなり近しいものがあります(月子のキャラには違和感がありましたが)。

 とはいえ、もちろん石川賢らしいアレンジも健在。予想通りと言えばあまりに予想通りに、纐纈城主の配下たちはフリーキーな不死身の怪物たちだし、いかにも賢ちゃん…失礼、賢先生が好きそうな高坂甚太郎はほぼ主役クラスの活躍ぶり。
 その一方で、原作ではほとんど「善意の傍観者」という印象すらあった土屋庄三郎を、一見凛々しい若武者のようでいて、どこか病んだ、いや憑かれた空気を漂わせたキャラクターとして描いている点、そして纐纈布・纐纈城とよりはっきりとした因縁を持たせている点などは、石川賢なりにこの作品を咀嚼し、原作の持っていた魅力・味というものをより先鋭化した形で見せようとしているのでは、という印象を受けます。そしてそれは、かつてかの大名作「魔界転生」で見せてくれた水際だった原作の料理ぶりを思い起こさせます。
 
 思えば、「魔界転生」の時も序盤はかなり原作に忠実――あくまでも石川賢なりにですが――でありました。それが物語が進んでいくにつれて、信じられないような大爆発をしてくれたことを思えば、この作品のこれからも楽しみになろうというものです。石川賢ファン、国枝史郎ファン、両方とも絶対読むこと。まあ、今さら私が言うまでもないことではありますが――

P.S.
 冒頭の問答、国枝節バリバリでありながら、最後に石川賢節になるところが非常にウケました。
P.S.2
 纐纈城内で説教を行う尼というのは原作でもあったシチュエーションですが、その辿る運命は、この漫画版ではより強烈かつインパクト絶大なものがあります。道具立てのうまさが光ります。
P.S.3
 ダイナミックプロ好きとしては、永井豪先生の解説が非常に楽しく読めました。「いくぜ 戦いだ!」エンドが「纐纈城」の影響と知って大爆笑。そしていまだにいしかわじゅんを許さない豪ちゃんが素敵。


「神州纐纈城」第1巻(石川賢&国枝史郎 講談社ピースKC)


この記事に関連した本など

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「バジリスク」ラスト-2

 「バジリスク-甲賀忍法帖-」も残すところあと3話。前回、せがわ先生のサイトの「今週の肝」に選ばれるほどのまぬけな横っ飛びっぷりを見せた天膳、そのまま素っ首を落とされて何度目かのご臨終。そしてようやく巡り会いながらも抱き合うことも殺し合うこともできないまますれ違う甲賀ロミオと伊賀ジュリエットですが、そこで瀕死の陽炎様は弦之介に無理心中を敢行、しかし…

 というところで今回も溜息をついてしまったのは、ここで描かれる陽炎の最期の姿の描き方。完全にネタバレになってしまいますが、ここで復活した朧の破幻の瞳が陽炎の吐息から毒を消し去ったことにより、陽炎の哀しい想いは遂に叶うことなく終わるのですが、しかし、その最期の一瞬に陽炎が笑顔を浮かべることができたのは、同時にようやく普通の女性に戻れたという喜びの笑みだったのではないでしょうか。
 原作の、あまりに報われない最期に比べれば、最後の最後で救いを得て天に召された陽炎の姿は実に切ないながらも美しく、この辺りの描写は、個人的に言えば山風先生をある意味超えた、せがわまさき氏の並々ならぬ力量を示すものと言えるのではないかと思うのです。

 さて、もはや結末まであとわずか。どのように物語に決着がつくのか、もちろん原作を読んでいればわかり切ってはいるのですが、今回のような美事な変化球が残り2話でもきっと見れることでしょう。ラストシーンを迎えるのが勿体なくも待ち遠しい…そんな気分です。

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2004.05.18

ああおどろいた

http://www.itmedia.co.jp/games/gsnews/0405/18/news01.html

 私はこのサイトは見てなかったんですが、最近休止になったとは聞いていました。それがこういう理由だったとは…

 ACCSに警察のハイテク犯罪対策部門とくると、やっぱりwinny逮捕を思い出します。あちらに比べるとこちらは確かにクロでしょうが、逮捕までするんですねえ。京都に続け! って感じなのでしょうか。


 ちなみに私、最近スキャナを買ったので、本の表紙を取り込んで紹介しようかと思ってましたが怖えのでやめた。
 …あ、それよりも「心霊呪殺師太郎丸」の攻略も写真付きでやろうと思ってたけども、これもまずいのかなあ。発売元倒産してますが――
 と、調べるのを面倒くさがる人が必要以上に萎縮するので、あまりこういうケースは増えないで欲しいものです。もちろん、「宣伝になるんだからいいじゃない」と無断引用を正当化するのは暴論ですが。

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伊賀忍法帖

 「ゴッドサイダーセカンド」に気を取られていて、村某さんとこを見るまで連載開始したの忘れてました。伝奇時代劇サイトにあるまじき失態。

 さて、内容の方ですが、基本的なストーリーラインは、この第1話を見た限りでは原作に沿ったものである様子。つまり、恋人を奪われた伊賀忍者・笛吹城太郎が、松永弾正・果心居士配下の根来の七人の怪忍者に挑むというストーリー。
 ですが、原作ではかなり正統派の(?)忍者な城太郎が、一人一芸の七人にゲリラ戦的戦いを挑むというのが基本ラインでしたが、こちらではいきなり真言唱えてパワーアップ、真っ向から敵を叩きのめすという展開。個人的には化け物に知恵と機転で挑む一般人、というシチュが好きなので(同じ山風で言えば「風来忍法帖」とかね)、うーむという部分はありますが、その一方で、原作をどこまで壊してくれるのか、原作からどこまで離れてくれるのかという部分にも大いに興味を持っていますので、これはこれでまずはOKでしょうか。
 なお、原作から離れた部分と言えば、原作では七人の忍法僧だったのが、坊さんだけでない、「いかにも」な怪人集団に描かれていて、これはビジュアル的な観点、キャラクターの立て方という観点からすれば、非常に良いと思います。身も蓋もない言い方をすれば、坊主は集団の中に一人いれば目立つんですが(たとえば「魔界転生」の宝蔵院)、逆に坊主だけ固まると、服装や髪型で差別化しにくい分だけキャラ立てしにくい…と思うのですね。
 月一連載というのが少々残念ですが、今後も期待したいと思います。

 
 で、「ゴッドサイダーセカンド」の方は、何というか実に「…」で、後は法粛がどんな形で転生(だよなあ)してくるかが今一番の関心事。個人的には「ミキストリセカンド」をやって欲しかったなあ…「ミキストリ」、伝奇コミック史上に残る名作だと思うのですが、そんなことを考えているのは私だけですね。


「伊賀忍法帖」(草壁ひろあき&呉屋真&山田風太郎 コミックバンチ連載)

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2004.05.13

鬼神新選 東京篇

 甦った土方・沖田・原田に敗れ、近藤の首を奪われた永倉新八は、己の剣士としての誇りにかけて、土方らを倒すことを心に誓い、京都から東京へ向かう。京都では共に戦いながらも、今は任務失敗した彼を処断する側に回った少女忍・篝火らの追跡をかわしながらも東京に入った新八は、そこで死んだと思われていた斎藤一と出会うも刃を交えることになる。なおも土方らを追って多摩に向かった新八だが、そこに待ち受けていたのは土方と彼に仕込まれた天然理心流門下たちだった。


 待ちに待っていた「鬼神新選」第2巻。舞台は東京に移っても永倉新八の孤立無援っぷりは相変わらず。未だに全貌の見えない甦った新撰組隊長衆に加え、京都で新八の相棒だった篝火も敵に。予想通り登場した斎藤一もまだまだ敵か味方かもわからず、圧倒的不利の中でも戦うことを止めない新八は、ある意味、土方らと同じ向こう側の存在なのでしょうが、戦いの先に、人間としての生きる意味を見いだして欲しいものです。

 さて、その新八の絶体絶命の危機に斎藤一が登場し、一方、ついに甦った「大久保大和」が逼塞中の徳川慶喜に驚天動地のとんでもなさすぎる計画を明かしと非常に盛り上がる東京篇なのですが…なのですが…

 分量少なすぎるって!

 分量的・内容的に、東京篇と言うよりは東京篇 序章もしくは第一章といった趣で、なまじ面白いだけにおあずけを喰わされてどうしてくれようか、というところ。何があったのかは巻末企画や後書きを読めば大体察しがつきますが、ちょっとみっともないと思いますよ。

 と、憎まれ口を叩きながらも、とにかく先が気になって仕方がないこの作品。一刻も早くの続巻の発売を望みます。
 それまで「風雲新撰組」買ってプレイしているか…。


「鬼神新選 東京篇」(出海まこと 電撃文庫)


この記事に関連した本など

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講談社漫画賞

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004051300028&genre=M1&area=Z10

 講談社漫画賞受賞作4作品が決定。このサイト的に注目すべきは、そのうち一般部門の「バジリスク-甲賀忍法帖」と少年部門の「遮那王義経」の、2作品が時代コミックであること(あ、児童部門の「ウルトラ忍法帖」ってのもあるか(笑))。
 特に「遮那王義経」の沢田ひろふみ先生の受賞は嬉しいですね。派手さはないのですが、少年向けエンターテイメントと歴史ものをきちんと両立させている方だと思います。せがわまさき先生の方は、むしろまだ受賞してなかった方が不思議ですね。

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アイデアツリーでblog

 (有)ディクレのアウトラインプロセッサ・アイデアツリーの活用事例集で、私のblog記事執筆の事例が紹介されました。
 今更私が言うまでもないことですが、blogなど定期的に更新していくものについては、内容自体を書く労力はもちろんですが、--カキフライ--テンプレート設定など、毎回共通の設定というか準備というか、ルーチン作業にかかる労力ってのが大したことないわりに(いやだからこそ)結構あるもので、内容に手抜きはいけませんが、ルーチン作業には大いに手抜きしなきゃな、と思います。
 別に紹介されたので紹介するわけではないですが(笑)、このアイデアツリーというソフトは、私は結構前から使っていて、このblogの記事書きは勿論なのですが、年表のネタまとめには大いに重宝しているところです。機能的にも色々と便利なのですが、WindowsCE版があるのがかなりの高ポイントで、シグマリオンIIIにCE版を入れて、図書館での調べものなどに使用しています。
 まあ、シェアウェアってのがナニですが、基本的にフリーソフトしか使わない、タダより安いものはないですのう、と思ってる私も使ってるくらいなので、まあそれくらいの威力はあると思って下さい。
 …うわ、やっぱり宣伝ぽくなったなあ(笑)

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2004.05.12

京伝怪異帖

 駆け出し絵師の伝蔵(後の山東京伝)は、敬愛していた平賀源内が獄死したとの噂を耳にする。源内が秘蔵していたという天狗髑髏を一目みたいと忍び込んだ源内の屋敷では怪事が次々と起こる。果たして源内の死の真相とは。そして怪事の真相は(天狗髑髏)。


 山東京伝と仲間たちが、世を騒がす奇怪な事件の数々に挑むという趣向の時代連作。主人公の京伝をはじめとして、その昔馴染みの窪俊満や若き日の鶴屋南北、そして死んだはずのあの人物など、当時の江戸の小説界・演劇界の有名人たちが一同に介して、ある時は探偵役を、ある時はエクソシスト役を演じるという基本ストーリーは、まさに伝奇的興趣横溢。
 特に田沼意次絡みの幽霊騒動を鎮めるため、京伝たちが二重の幽霊騒ぎを引き起こしてみせる「生霊変化」のエピソードは、若き日の南北プロデュースの大仕掛けの面白さもさることながら、二重三重に繰り出されるドンデン返しの果ての結末が怖ろしくも哀しい佳品。また、京伝の妻に取り憑いた怨霊との対決を描いた「悪魂」は、正統派のゴーストストーリーかと思いきや、ラストでキョンシー物もかくやという大活劇に転じて、なかなか油断の出来ない作品でした。

 が…この作品、つまらないか面白いかと言えばもちろん後者なのですが、すごく面白いかと聞かれれば、答えに詰まってしまうというのが正直なところ。連作という形式のため仕方ない部分もあるのですが、話にメリハリがないというか…京伝がこういう事件に巻き込まれました。おしまい。で済ませてしまっている印象がありました。あるいは、新聞連載でなく雑誌連載であれば、もう少し違った形になったのかもしれませんが…勿体ない印象を受けました。


「京伝怪異帖」全2巻(高橋克彦 講談社文庫)


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2004.05.11

髑髏城の七人(小説版)

 舞台を観てから読もうと心に決めていた小説版「髑髏城の七人」を読了。舞台では作中のいたるところにちりばめられていたギャグをほとんど一切オミットし、ドシリアスな作品となっているこの小説版、さすがに小説だけあって、舞台では描きにくいキャラクターの心理描写や過去の出来事まで細かく書き込んであるところが大きな魅力でした。正直なところ、舞台では蘭兵衛の描き方に食い足りない部分があったのですが、こちらの描き方であればかなり納得、でしょうか。それ以外にも、史実との整合性取りなどにも気が配られていて、きちんと一個の伝奇時代小説として成り立っていたと思います。

 もちろん、舞台を観た後では、例えば兵庫と極楽の関係の描き方やラストなど「ああ、ここは舞台の方が良かったなあ」という箇所も随所にあり、小説にする際にちとお行儀良くなりすぎてしまったかな、と感じないでもありません。特に終盤の髑髏城内での決戦シーンでは、ちょっとはしょりすぎたような印象もあり、おかげで舞台より活躍シーンが減ってしまったキャラなどもいて、残念ではありました。あるいは、舞台と相補する関係にあるのかもしれませんが…
 などと不満点もないわけではないですが、とりあえず文章で書いてみました、という内容のノベライズが多い中、上記の通りきっちりと小説として成立していることは大いに評価できます。何よりも、全体的なノリは大きく異なるにもかかわらず、読んでいて全く違和感を感じない――同じ話を同じ人がなんだから当たり前、と言われればそれまでですが――というのは、素晴らしいことだと思います。


「髑髏城の七人」(中島かずき マガジンハウス)


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2004.05.08

髑髏城の七人

 織田信長が本能寺の炎に消えて八年。髑髏城に潜み、関東に覇を唱える天魔王なる仮面の男がいた。その配下髑髏党に追われる少女・沙霧を行きがかりから救った謎の浪人・玉ころがしの捨之介と狸穴二郎衛門は、彼女を匿うため、無界屋蘭兵衛が治める色町・無界の里へ向かう。沙霧が隠し持つ絵図面こそ、難攻不落の髑髏城の設計図。秀吉との決戦が迫る今、絵図面を秀吉側に渡さぬために、髑髏党は彼女を追っていたのだ。そして無界の里にも迫る髑髏党の魔手。捨之介と蘭兵衛は里の大太夫・極楽太夫と、彼女にベタ惚れの傾気者・抜かずの兵庫と共に立ち向かい、これをかろうじて撃退するが、天魔王と秀吉との決戦は間近に迫っていた。復讐のため、自分の在処を守るため、そして自らの過去の清算のため、寄る辺なき七人の男女は、天魔王と髑髏党に絶望的な戦いを挑む。

 伝奇者としては避けては通れないと思っていた劇団☆新感線のいのうえ歌舞伎、その中でも最高傑作と言われるこの作品をようやく見ることができました。そして…心から後悔しました。今まで見ていなかったことをね!
 主人公・捨之介の小気味いい活躍をさらりと見せてそのままタイトル(そう、舞台なのにタイトルが出る!)に雪崩れ込む冒頭から、幾多の笑いと涙、数々の山場とどんでん返しを経て、ええええこれで終わりなの!? と思わせておいてところがどっこいの爽快極まりないエンディングまで、約2時間半もあっという間の、実に痛快な伝奇時代活劇、まさに私のストライクゾーンど真ん中に来ました。
 私は、世間から外れたアウトローたちが、手前の意地と誇りをかけて集まり、強大な敵に牙をむくというパターン、そして一癖も二癖もある連中が集まって、不可能にしか見えないミッションに立ち向かうというパターンが実は大好きなんですが、この作品はまさにそれ。物語の後半、天魔王に捕らわれた捨之介を救うため、戻る場所を失った六人の男女が絶望的な戦いに立ち上がるシーンは、もう涙ナミダでした(端から見てりゃさぞかし不審者だったことでしょう…)
 と書くと、ドシリアスなドラマのように思えますが、物語の半分近くはベタでアホなギャグの連続。しかしそれはそれで非常に楽しく、また物語に絶妙な緩急を与えていた上、あるギャグシーンが後々のシリアスなシーンの伏線になっていたりといううまい演出もありました。

 登場人物それぞれの性格・コスチュームを含めたキャラクターデザインは、言ってみれば非常にマンガ的・ゲーム的で、純粋な時代劇ファン(≠私みたいなの)が見ればなんだこりゃ、かもしれませんが、そんな連中が描き出す物語は、まさしく昔むかしの時代劇が持っていた野放図なものを色濃く残しているようにも思え、私にとては非常に心地よく感じることができました。

 日頃、時代劇(そのうちの特殊な部分ですが)を追いかけているうち、正直、時代劇というジャンルは年配の方々や私のような物好きしか見なくなるんじゃないか、もうこのまま先細りになっていくんじゃないか、などと悲観的になっていましたが、何のことはない、全く私の不見識でした。時代劇はここにありましたよ。


 ちなみに捨之介を演じた古田新太氏に対しては、誠に失礼ながら正直オサーンじゃ…と見る前は思っていましたが、そのキャラクターとしての深みや包容力は見事なものでしたし、終盤で見せるある決断も、この人の演技あってだろうな、と感心しました。
 といいつつ、秋の公演では捨之介役を市川染五郎が演じるということで、これはこれで痛快でイキな捨之介が見れそうだ…と早くも行く気マンマンです。

 …その前に、新感線のこれまでの舞台のDVD買いまくらないといかんな、と嬉しい悲鳴ではあります。

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2004.05.06

ブクオフ

 折角の休みなのに家でゴロゴロしているのも大概飽きたので、そうだ、近くの(=そんなに遠くない)ブクオフをハシゴしてみよう! と健全なんだか不健全なんだかわからないことを思い立ち、両国・亀戸・新小岩近くのブックオフ3軒をハシゴ。

 …伝奇時代もの+α(スニーカー文庫から出た横溝先生の本3冊)で、計15冊買ってきました。さすがに重い。色々な意味で。とりあえず、←の「最近買ったブツ」の表示数を10点に増やしました(「本」から「ブツ」に変えたのは、今日ゲームも2本中古屋で買ったから)
 私は古本屋で本を探すのと同時に、色々と考え事をしてしまう癖があるのですが、今日は「こんな生活をしているようじゃこのまま生きていても…」とか「どうせこの先もこの調子で…」と素晴らしくネガな方向に思考回路が行ってしまって、普通に本を探す以上に疲れました。
 っていうか、私の住んでいる家の二階は、既に本の重みで床が沈みかけているのに、これ以上増やしてどうするのでしょう。例えでなく文字通り、本で家が傾いています。

 しかしブクオフのいいところは、漫画本を立ち読みできることですね。いや、別に時間つぶしとかそういうのでなく、私のように偏ったジャンルの本ばかり買う人間、バカみたいに本を買う人間にとっては、内容の確認ができるというのは非常にありがたいのです。
 「この本、タイトルや表紙は(伝奇)時代劇っぽいけど実際にはどうなのかな?」とか、「この本、買ったような気もするんだけどどうだっけなあ」とか、普通の書店だと漫画本にはビニールがかぶせてあることがほとんどなので困るのですが(…店員さんに言うのがはばかられるような本とか特にな)、ブクオフだと普通にチェックできるので助かります。
 …しかし、商品の内容チェックできるというのはよく考えてみれば全く当たり前のことで(いちいちその度に店員さんに声かけるのも面倒だしぃ)、それができない今の書店のシステムというのは、色々と理由もありましょうが、何か変な気もしますね。
 それとも一つ、ノベルス(新書)が結構並べてあるのも嬉しいところ。ノベルスは文庫・単行本に比べると明らかに古本屋に並ぶ数が少ないので、色々と助かります。

 ブクオフは店員がやたらでかい声をあげたり店内の放送がやかましかったり(清水国明にとってマイナスではあるまいか)と好きになれない部分もありましたが、最近結構好きになってきましたよ。

 そうそう、今日最後に行った江戸川松島店は、最寄り駅から歩いて10分の商店街の外れというおよそ商売っ気なさそうなロケーションにもかかわらず、平屋ながらやたらでかい(普通の古本屋から考えれば)店で笑いました。

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「妖星伝」を読みつつ

 今日も明日も休みを取ったので大連休なのですが、特に旅行に行くでもなし。

 年表のネタ元にしようと、半村良先生の「妖星伝」を読み返し始めたら止まらなくなりました。相当内容を忘れている部分もあったりして(オシラサマと赤目がごっちゃになってたり)、今読んでも新鮮な驚きがあるのはお得なのか損なのか。
 全体的な物語の色調としては、「ああ、やはりこの頃の日本SFだなあ」という印象が強く、生意気なことを正直に言えば作者のスタンスにはうなづけない部分もありますが、そりゃ私がまだ世間知らずの甘ちゃんだからなんですかね。

 などと偉そうに言いつつ、今頃になって「虚無戦史MIROKU」が石川賢版「妖星伝」だったことに気付いたのは、猛烈に恥ずかしくて仕方ないのですが、しかし終盤で描かれる地球、地球人の存在の意味が、「妖星伝」とは正反対な、補陀洛人が卒倒しそうなものなあたり、やはりケン・イシカワだなあ、と感じ入った次第。
 御大、「神州纐纈城」の次は「妖星伝」を描いてくれないかしら。

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2004.05.05

三鬼の剣

 直心影流の青年剣士・毬谷直二郎は、ある晩謎の剣士に立合を挑まれ、その奇怪な剣の前に敗北に等しい引き分けとなる。翌日、二人の剣士が殺されているのが発見されるが、それは直二郎が立ち合ったのとほぼ同刻に、謎の剣士と同じ太刀筋と同じ太刀筋で殺されたものだった。直二郎と岡っ引きの玄蔵は、殺された二人の剣士の比留間道場と遺恨がある長谷川道場に、幻鬼・水鬼・猿鬼という三人の遣い手がいたことを知り、探索に乗り出すが。

 思うところあって最近色々と剣術流派について調べている(≒剣豪ものを読み漁っている)中で見つけた佳品。今でこそ剣豪小説で知られる鳥羽亮先生ですが、スタートはミステリ。本作はそのミステリと剣豪ものの見事な融合たる剣豪ミステリ、いや剣術ミステリでした。
 ここでわざわざ剣術ミステリと言い換えたのには理由があります。剣豪ミステリと言えば、基本的に剣豪が探偵役となって事件を解決するというパターンになるかと思いますが(例えば眠狂四郎シリーズでも狂四郎が探偵役となるエピソードはいくつもあります)、この作品はそれだけでなく、事件の中心に――それも動機だけでなく、犯行手段やトリックに――剣術、剣術の流派が密接に絡み合っているのです。
 物語の中心となるのは、同日のほぼ同刻に、全く別々の場所で二人の剣士がそれぞれ何者かと立ち合い、殺されたと思しき事件。主人公はそれと時を同じくして、犯人と思われる相手と立ち合っており、図らずも容疑者のアリバイを証明する立場に置かれてしまうという趣向。しかもそれは、江戸を揺るがす剣術戦争の引き金となり…と、剣術道場同士の争いを止め、数多くの人間を殺めた凶剣士を倒すため、主人公は立ち上がるわけですが、その敵も一筋縄ではいかない相手、一種の妖剣とすら言える無住心剣流の遣い手で、果たしてこの剣をいかにして破るか!? というところは剣豪ものの面白さが十二分にありました。

 聞けば本作の主人公・毬谷直二郎(そういえば名字が毬谷なのは、無住心剣流の真里谷円四郎をもじったものなのかな)を主人公にしたシリーズはこの後も続いているとのこと、楽しみです。


「三鬼の剣」(鳥羽亮 講談社文庫)


この記事に関連した本など

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「にらぎ鬼王丸」第1巻

 月山鍛冶の師匠の下で刀鍛冶の腕を磨く青年・鬼王丸。まだ未熟ながらも「一鉄百錬千打」の精神の下に着実に成長していく彼に、師は彼の出生の秘密と、「星の鉄」の存在を語る。と、時を同じくして、その星の鉄を狙って、幕府御試御用・山田浅右衛門の配下が二人を襲う。からくもこれを退けた鬼王丸は、残る6つの星の鉄を求めて旅に出るのだった。

 ヤンジャン連載中の、刀鍛冶を主人公にした異色のアクション時代劇。刀鍛冶の巨漢で、「鬼」というと、どうしても隆先生のこの作品を思い出しますが、あちらが剣豪ものの色彩が強かったのに対して、こちらは人情もの+伝奇ものという印象。第1巻は鬼王丸が旅立つところまでで、その後物語がどう転んでいくかはわかりませんが、絵柄的には非常にパワフル(すぎるほど)なので、展開次第では非常に面白い作品になるのではないでしょうか。
 個人的には、あまりにヘンに伝奇に走らない方がいいんじゃないか、とも思います。


「にらぎ鬼王丸」第1巻(坂本眞一&荒仁 ヤングジャンプ・コミックス)


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幽王伝

 剣の道を極めんと旅する兵法者・仏陀蒼介は、東北は東雲藩で、怪剣・冥府流を操る室戸天膳の存在を知り、闘志を燃やす。その蒼介の前に現れるのは、もう一人の冥府流剣士夕岐半四郎、美麗の妖剣士柳生刑部、奇怪な薬屋諸里舎の陣吾、冥府流を狙う妖女おえんなど、いずれも奇怪な面々。生者の操れぬしびとの剣・冥府流を巡り、怪人・妖人たちの思惑は複雑に絡み合うのだった。

 角川春樹事務所HPで連載されていた菊地先生の作品が、待ちに待っていた単行本化。菊地先生お得意の「死人」の技を巡り繰り広げられる三つ巴、卍巴の死闘は(良い意味で)全く先が見えない混沌とした展開ですが、その中で一人胸を張って己の道を往く好漢・仏陀蒼介のキャラクターが非常に気持ちよく感じられます。
 脇役の方も、お久しぶりの柳生刑部に、菊地ファンなら「キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!」と叫んでしまいそうな諸里の人間の登場など、相変わらずの多士済々と言えるでしょう(もっとも、冥府流側のキャラクターが、今ひとつに感じられるのですが、これは流派の秘密がまだほとんど明かされていないので今後に期待)。
 死人の技を破るには、自分も死人の技を、人外の存在に、というのが菊地作品に多いパターンですが、今作で蒼介が掴みかけた境地は、それとはどうやら全く別の方向にあるものの様子。死者の剣を打ち破る生ある者の剣の冴えを、次巻に期待します(巻数はついてないものの、本作は第1巻。つまり次巻に「つづく」なのですが、これはこれでもちろんオッヶ)

「幽王伝」(菊地秀行 ハルキノベルス)


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2004.05.04

マイティジャック

 最近時代伝奇ネタを書いていませんが、ゴールデンウィークと言うことでご勘弁<勘弁ならぬ。

 「サムライガン」の熊谷カズヒロ先生の新作キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

 次回作は角川じゃないかと勝手に思っていましたが、当たり。しかしまさか「マイティジャック」で来るとは思いませんでしたよ。
 あのスタイリッシュな絵にまた会えるのは非常に嬉しいことです。


 伊藤勢先生といい、やっぱり実力ある人は放っておかれないんだな、と少し嬉しくなりました。

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2004.05.02

live image 4

 live image 4の東京公演楽日に行ってきました。この「live image」、要するに「image」シリーズのライブ版なんですが(まんまや)、やはりライブだとCDで聴くのと全く違った味がありますし、何よりもアーティストの方々が実に楽しそうに演奏しているのが直接伝わってきて、実に気持ちがよいのです。

 私ゃlive image 2から毎年行っているので今年で3回目で、さすがに誰が、いつ、どんな曲を演奏するか予想できてしまうのですが、それでももちろん良いものは良いし、何よりも全く予想もしていなかった音楽に会えるのも楽しいところ。今年のそれは、韓国のイム・ヒョンジュというヴォーカリストで、恥ずかしながら韓国のミュージック・シーンにてんで疎い私にはほとんど初耳の方だったんですが、歌声を聴いてひっくり返りましたね、ええ。非常にやわらかな、心にしみこんでくるような歌声で、帰りにCD買いに走ろうかと思いました。今年はヴォーカルがこの方だけどいうのは、ちょいと残念ではありましたが。
 
 そして私が心から愛するゴンチチのお二人は、「imageの飛び道具」(命名俺)ぶりにますます磨きがかかっていました。今日の参加アーティスト中、あいさつだけで笑いが取れるはこの人たちくらいでしょう。満足。

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