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2004.05.06

「妖星伝」を読みつつ

 今日も明日も休みを取ったので大連休なのですが、特に旅行に行くでもなし。

 年表のネタ元にしようと、半村良先生の「妖星伝」を読み返し始めたら止まらなくなりました。相当内容を忘れている部分もあったりして(オシラサマと赤目がごっちゃになってたり)、今読んでも新鮮な驚きがあるのはお得なのか損なのか。
 全体的な物語の色調としては、「ああ、やはりこの頃の日本SFだなあ」という印象が強く、生意気なことを正直に言えば作者のスタンスにはうなづけない部分もありますが、そりゃ私がまだ世間知らずの甘ちゃんだからなんですかね。

 などと偉そうに言いつつ、今頃になって「虚無戦史MIROKU」が石川賢版「妖星伝」だったことに気付いたのは、猛烈に恥ずかしくて仕方ないのですが、しかし終盤で描かれる地球、地球人の存在の意味が、「妖星伝」とは正反対な、補陀洛人が卒倒しそうなものなあたり、やはりケン・イシカワだなあ、と感じ入った次第。
 御大、「神州纐纈城」の次は「妖星伝」を描いてくれないかしら。

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コメント

こんにちは。「妖星伝」なつかしいですね。大昔、講談社のハードカバーで5巻くらいまで読みました。角川文庫の「太陽の世界(でしたっけ)」と同じ時期だったと思うのですが。
私は今、読み返すのはちょいと時間的に不可能ですからうらやましいですね。でも今度本屋さんで見かけたら買っておこうかしら。祥伝社文庫で三冊3000円なら安いような気もします。

投稿: sin | 2004.05.10 16:09

sinさんこんにちは。作品的にはだいぶ昔の部類になるわけですが、今読んでも様々に発見があるところが素晴らしいですね。
(あの作品のネタ元はこの部分か! みたいなイヤらしい発見も含めて(笑))

僕は3冊で千円ちょいで買えたのでだいぶ得をしましたが、講談社文庫版の方が安くなっているかもしれませんね。
ちなみに祥伝社文庫版は、結構厚いので持ち歩きしにくいという弱点があります。

投稿: 三田主水 | 2004.05.11 00:02

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