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2004.10.18

時代コミック3連発

 最近買った時代(伝奇)コミック3作をまとめて紹介。我ながらどうよ?というラインナップですが、まあうちのサイトらしくていいかな。

「BEHIND MASTER」第2~4巻

 以前に第1巻の感想だけ書きましたが、続きを読みました。正直、最初のエピソードはそれほど面白いと思わなかったのですが、佐助の過去のエピソードが登場するあたりから面白くなってきました。可愛い絵柄ながら展開が暗黒というあたり、さすがガンガン系は油断できません。
 佐助と清海の宿敵となるであろう怪忍群も現れ、忍者ものとしてのストーリーの盛り上がりもなかなか。佐助や清海はもちろん、服部半蔵や霧隠才蔵、果心居士といった時代ものではお馴染みの面々も(キャラ的にもデザイン的にも)ひねった造形となっており、意外性があって良いですね。

「BEHIND MASTER」第2~4巻(坂本あきら ガンガンWINGコミックス) Amazon bk1


「新・子連れ狼」第1~2巻

 言うまでもない大名作の続編。どうやって話をつなげるかと思ったら、前作のラストシーンからそのまま始まったのには驚きました。しかしちゃんはどうするんだろうと思いきや、新たに大五郎を連れて旅するのが示現流開祖・東郷重位というのが嬉しい驚き。なるほど、重位くらいの大物であれば、「子連れ狼」の新たな顔として活躍することも可能でしょう(史実からすれば年齢的にはアレですが、それは前向きに忘れましょう)。
 とはいえ、ストーリー的には、現時点では「刺客襲撃→撃退→絆を深める大五郎と重位」というパターンに感じられて、前作のイメージで読むとかなり違和感があるところ。今のエピソードはあくまでも序章なのか、それともこの展開で最後まで行くのかはわかりませんが、物語構成的には別物と思った方がいいようです。
 正直、森秀樹氏の絵はあまり得意でないこともあり、重位の電波オヤジぶりがこの作品の一番の見所かも…

「新・子連れ狼」第1~2巻(森秀樹&小池一夫 ) Amazon bk1


「隠密剣士」第2巻

 「甲賀五忍衆の章」の2巻目。雑誌連載を楽しみに毎月読んでいるので、改めて読んでみて大きな驚きというものはないですが、やはり今日日珍しいくらいにシンプルなストーリーを、真っ正面からアクション大活劇として描いている点が素晴らしい。キャラクターの絵的にはまだ成長の余地もあるかと思いますが、アクション描写は相変わらず達者の一言。2巻ラストに収められた秋草新太郎と甲賀竜四郎の頂上決戦など、今さらマトリックスかい! と思いつつもチャンバラアクションとして大いに楽しめました。
 一つだけ文句をつけるとすれば、「甲賀五忍衆の章」が最終話まで収録されていないこと。確かあと1話で完結だったはずなので、正直すっきりと2巻で収めて欲しかった気はします(最終話がまた完成度が高かっただけに)。

「隠密剣士」第2巻(かわのいちろう ジャンプコミックスデラックス) Amazon bk1

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