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2004.11.14

「新選組!」 第45回「源さん、死す」

 …いや、あいかわらずupの早い特集ページを見たら、弾丸カキーンの意図はわかりました。
 しかしあのCGはいらんだろう。銃声のあと、「源さんやられた!?」と思わせておいて、一瞬後に顔の前に構えた刀が折れる…という演出だったらよかったと思うのですが。

 いきなり幽霊が出ちゃうのは、目の前の源さんが何なのか気付いてしまった勇と源さんが無言で見つめ合うシーン、そしてその後の「死んだヤツが泣いてどうする」という台詞が非常に良かったので、まあ良しとします。

 あと、周平許さん。

 
 と、不満点を最初に言ってスッキリしたところで、今回の良かった点を。
 まず冒頭の取り乱す土方たちと、それに対して声を荒げる源さん。大人です。

 次は前半、負け戦の中、喜々として敵陣に突撃しかける左之助をはじめとする馬鹿軍団。こういう命のやりとりの場ではしゃぐ豪傑どもは大好きなので(事の是非は置いとけ)、非常に楽しい演出でありました。島田の永倉ひきずり上げシーンもちゃんとありましたし。
 突撃前後、妙に嬉しそうな斎藤も萌え…いや燃え。

 そして、源さんの死に、初めて感情を露わにして敵の群れに飛び込み、斬って斬って斬りまくる斎藤(そして逃げる薩摩軍が錦の御旗を踏みつけていくという黒演出)。ここが一番キました。
 薩摩軍油断しすぎとかツッコミどころはあるのかもしれませんが、「あの斎藤が!」というインパクトと、普段とは全く違う剣の使い方(あそこで殺陣がなってないとツッコミを入れるのは、野暮以前の問題。あれこそ演出ってものでしょう)の滅茶苦茶な暴れ方は、弾丸カキーンでもやもやしたものが、一気に吹き飛んでいくカタルシスのあるシーンでした。
 (あれだけ切れたの、ジャラジをボコボコにして以来じゃないの、と余計なことを言っておきます)

 というわけで、今回もグッときたり(番組の)先行きが不安になったりと盛りだくさんでありました。来週は佐々木先生が、山崎が…史実とわかってもつらいですネ。

 
 最後にこのblogらしいおまけを。
 源さんが戦死した淀堤には、「幕軍戦死者埋葬地」の碑が立てられたのですが、それがだいぶ時代を下った昭和、それも戦後に、駐車場を造るということで撤去されたことがあったとか。
 が、そこにできた飯場に、作業員が居着かない。夜怖ろしくて寝られないと言うんですな。それで不思議に思った現場監督がその飯場に泊まってみたら、夢枕に、だんだら羽織をまとった血まみれの武士が現れて、「元に返せ! 元に返せ!」と叫んだ
 それで、あわてて碑を駐車場の一角に立て直し、慰霊祭を行った、ということがあったのだそうです。

 まあ、別にそれが誰の幽霊だったかはわかりませんし、そもそも実際はだんだら羽織は池田屋事件以降はほとんど着られなかったらしいですが、まあ今日の放送を見た限りでは、源さんなら余裕で出来そうですね。

 

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