「魔界都市<新宿>【完全版】
時代ものではないですがどうしても書きたいので(まあ、自称「柳生十兵衛」も出てきますが)。
今日、「魔界都市<新宿>【完全版】」を買いました。文庫で出ていた「魔界都市<新宿>」と「魔宮バビロン」の合本、ノベルス(新書)化であります。
驚くべし、「魔界都市<新宿>」は22年前、そして「魔宮バビロン」は16年前と、下手をすると今の読者は生まれていない頃の作品ではありますが、今読んでみてもその面白さと作風は全く変わっておらず─特に「~<新宿>」のラストはベタベタでありながら、やはり何度読んでも胸が熱くなるところであります─まだざっと斜め読みしたところではありますが、初めて読んだ時のことを思い出しつつ、懐かしくも嬉しい気分になりました。
なぜか一番思い出すのは「獅子王」掲載版の「バビロン」後編のものすごいはしょりっぷりではありますが…ヤなマニアだな、おい。
この完全版、何カ所か訂正が入っているようではありますし(文庫版が今手元にないので想像が当たっているかはわかりませんが、確かに「~<新宿>」の冒頭は今見てみたらおかしな表現がありましたね)、イラストも完全新作(ただし、「バビロン」での迷シーン、ラーメンを食べるメフィストのイラストがないのは大いに惜しい)。文庫版に親しんだ方がもう一度読んでも楽しめると思いますし、何よりも、今回のリニューアルで、新しい、今現在の読者がこの名作を初めて手にするとしたら、それは長年のファンとしてもとても心躍る、楽しいことです。
しかし、冷静に考えてみると、私ゃ人生の約2/3を菊地先生の作品と過ごしているのか…これはこれでちとショッキング(笑)
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コメント
ようやく、「魔界都市【完全版】」を買えました。
表紙を見るとドクターメフィストらしき人影がありますが、見ただけで正気度が零になりかねない「美形」ヴァージョンのようです。
初出のドクターは、外見的には美系ではない「中年男」だったような覚えがありますが、今回その辺りがどうなっているのかが楽しみです。
バビロンで食べていたのはタンメンではなかったかと思いつつも、他のシリーズとごっちゃになっている恐れも感じております。
私は、人生の半分近くを菊地先生の作品とすごしております。そろそろ、諸先生が絶筆するか、自分自身が読めなくなるか、が勝負になってきているような気もします。
平均寿命まであと何十年、いつまでも「新作」を心待ちにしていたいものです。
ではでは
投稿: ちゅるふ | 2005.05.04 15:07