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2005.07.02

文庫時代小説ベスト10発表 「この文庫がすごい!2005年版」

 毎年出ているような気がしていたら実は4年ぶりだったという「この文庫がすごい!」、復活の2005年版が発売されておりました。
 目玉企画は「今年、本当に面白かった文庫ベスト10」の「文庫オブ・ザ・イヤー2005」。「ミステリー&エンターテイメント」「恋愛小説」に並んで、「時代小説」があるのに目がとまりました。
 文庫…時代小説…もしかして…とある期待を胸にページを繰ってみると、ベスト10は以下のような結果となっておりました。

1 「ぼんくら」 (宮部みゆき 講談社文庫)
2 「信長燃えゆ」 (安部龍太郎 新潮文庫)
3 「あかね空」 (山本一力 文春文庫)
3 「魔風海峡」 (荒山徹 祥伝社文庫)
3 「退屈姫君海を渡る」(米村圭伍 新潮文庫)
6 「続巷説百物語」 (京極夏彦 角川文庫)
7 「さんだらぼっち」 (宇江佐真理 文春文庫)
8 「丹下左膳」 (林不忘 光文社文庫)
9 「生きる」 (乙川優三郎 文春文庫)
10 「伝奇城」 (朝松健&えとう乱星編 光文社文庫)
10 「幽恋舟」 (諸田玲子 新潮文庫)

 ミステリあり人情ものあり伝奇あり…なかなか興味深い結果になっております。「魔風海峡」や「丹下左膳」など、私の大好きな作品も入っているのが嬉しい(特に後者は映画化・ドラマ化という追い風もありましたが、約80年前の作品が復活してのこの順位というのは素晴らしい)のですが、やはりなんと言っても感慨深いのは第10位。
 「伝奇城」ベスト10入り!

 この「伝奇城」、全編書き下ろしの時代伝奇小説アンソロジーなわけで、つまりは私の大好物…というかぶっちゃけた話をしてしまえば、この企画についてはスタート当初から何かと縁があり、巻末の「伝奇時代小説年表」も書かせていただいているので、やはり非常に思い入れがある、というわけでここでベスト10入りという評価をいただけたのが嬉しくて仕方がないというのが正直なところなのです。


 この「伝奇城」については、一作品一作品ごとに語ろうと思いつつも、ちょうど発売時期に色々と私事で忙しかったりして果たせずにいたのですが、近日中にチャレンジしたいですね。


「この文庫がすごい!2005年版」(宝島社) Amazon bk1

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コメント

『伝奇城』時代部門ベスト10入り、おめでとうございますっ!
わーいわーい、上から読んできたのでつい第3位真ん中に眼がいっちゃいましたけど(ス・スミマセン)、時代もの好きとしても執筆者のみなさまのファンとしてもとってもうれしいですよ♪ ご自身がたずさわられた作品なので、きっと三田さまのお喜びようや感慨の深さもひとしおだと想います。本当によかったです。

また、自分でも確認させていただきますね。

投稿: ケイト | 2005.07.02 23:02

ケイトさんどうもありがとうございます。
正直、世間でどれくらいの評価をされているかよくわからなかったので、こういう形で示されるととても嬉しいですね。

投稿: 三田主水 | 2005.07.04 23:59

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