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2005.08.19

果たしてどちらが主人公? 今週の「SAMURAI DEEPER KYO」

 過去――壬生を出ようとする村正は、道は違えども親友であることは変わりないと吹雪と握手を交わす。それを目にするのは狂とひしぎ。現在――覚醒した狂は、吹雪の水龍もひしぎの百目もものともせず圧倒。二人に向けて巨大な朱雀を放つが、ひしぎは吹雪をかばって深手を負う。吹雪はひしぎに生き延びるように告げ、壬生再臨計画の失敗を認めながらも、先代紅の王がいれば壬生は滅びないと、太四老長禁忌の技を放たんとする。

 自分がしてきたことが徒労と認めつつも、配下には生き延びるように告げ、自らは、信じる主を守るためただ一人最期の力を振り絞って信念とともに立ち上がる――おそらく狙って描いているとはいえ、これまであれだけ憎々しげだった敵役の方が、どうみても主人公チックな言動を見せるというのはちょっと凄い…というか主人公のはずなのに、活躍すると「こんなの狂じゃない」「空気嫁」とファンから言われてしまう狂はもっと凄い。
 これで本当に狂が吹雪を斃してしまったら、作者はさらに凄い…というかそんな打ち切り間近展開は勘弁して下さい。来年のカレンダーのラインナップに入ってなかったし(と思ったら、コミックスの最新刊には、本編に専念したいため、と理由がありましたが)。これで吹雪が死んだら、裏拳一発で沈んだ辰怜が完全にネタキャラで終わってしまうではないですか。


 …よく考えてみたら、同じ村雨を見逃しても、自分たちは口をぬぐって知らんぷりで、四方堂はボコにするのか。やっぱり悪だ、吹雪。

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