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2005.09.22

第一印象は… 「必殺裏稼業」ファーストインプレッション


 昨日、「必殺裏稼業」を入手したので、早速プレイしてみました。プレイ時間は約二時間、第一話「暴利貪る一粒の塩」クリアまでのプレイです。
 第一話は、いわばチュートリアル。新しいアクションが可能になる度に、操作方法と内容が表示されますし、次の目的地も簡単にわかるようになっています。
 ストーリーもかなりシンプル、裏稼業に参加するのは主人公ともう一人、破戒僧の謙冶のみですが、裏稼業パートでの操作はかなり特殊ですし、最初からあまり仲間の人数が多くても混乱しそうなので、これはこれで問題ないと思います。

 さてこのゲーム、大きく分けて二つのパート、「昼」パートと「裏稼業」パートに分かれます。
 「昼」パートはいわばアドベンチャーパート、依頼を受けた事件の裏を探り、裏稼業を仕掛ける相手を特定するのが目的で、江戸の町を歩き回って人と会話し、時には急病人の治療に当たり(主人公の表の顔は医者なので)、情報を集めるというモード。
 一方の「裏稼業」パートは、相手の元に忍び込んで幾つもの障害をくぐり抜け、標的を暗殺してのけるというモードで、出来るだけ敵に見つからぬよう行動し、仕留めるときは一撃で仕留めるという、一言で言えばステルスアクションゲームとなっています。
 もっとも、ステルスアクション自体は最近では珍しいものでもなく、特に時代劇ゲームでも「天誅」という老舗(しかも最近ではすっかり「必殺」テイストを導入)があるため、ゲームとしての独自性をアピールするのは「昼」パートの方だと思ったのですが…

 正直なところ、「昼」パートの出来は、かなり苦しい印象。基本的にはお使いゲームで、江戸の町をあちこち歩き回るのですが、移動スピードが妙に遅いのにイライラさせられます。もちろん、移動には歩くほかに「走る」という手段もあるのですが、走ると満腹度を示す「はら」ゲージが減っていくので、走ってばかりもいられない。
 もっとも、町中の料理屋(って言われてますが飯屋って言うべきではないかなあ)で食事をすればゲージは簡単に復活するので、ゲーム中はとりあえず走り回るのが基本になります。つまり「はら」ゲージは単なる縛りにしかなっていないわけで、これはちょっとなあ…という印象。

 それ以上にイライラ感を煽るのは、会話の先送りボタン表示が出るタイミング。このゲームでは台詞はフルボイスなのですが、その読み込みの関係か、台詞を言い終わってからボタン表示が出るまで(つまりボタン入力を受け付けるまでに)に、ワンクッション置かれてしまうのですね。「昼」パートは会話がメインになるだけに、この仕様には相当ストレスを感じさせられました。×ボタンで音声スキップが出来るので、とりあえずあまり重要でない会話の場合は、ほとんど音声は飛ばすことになります。

 ちなみにストーリーに関わる情報を聞くと「恨み度」というポイントが増えていくのですが、基本的にこのポイントが増える会話をするのは、道に立ち止まっている人間だけくさいので、時短のためには無駄な会話はしない、というのも一つの手ではあります(とても味気ないですが…)。

 と、いきなりきついことを書きましたが、「裏稼業」パートはやはりなかなか面白いゲームとなっています。まず最初にステージを構成するいくつかのブロックに、主人公と仲間を配置します。仲間を配置するには「取り分」を支払う必要がありますが、仲間の体力が0になってもゲームオーバーになりませんし、何よりもキャラクターによって殺し技が違うのでここは出来るだけ仲間を使いたいところ(まあ、上記の通り第一話は二人しかいないのですが)。

 そして裏稼業がスタートすると、後は敵地に潜入して、見張りの連中を後ろから羽交い締めにして気絶させたり、角から不意を突いて一撃必殺したり、障子やふすま越しに一撃必殺したり、屏風の陰に隠れて一撃必殺したり…と「必殺」テイスト溢れるアクションを繰り広げていくことになります。操作はちょっと複雑になりますが、やっぱりこれが面白い。
 華麗に必殺攻撃を決めたときも面白いですが、失敗してもそれはそれで面白いんです、これが。

 私の場合、一回目の裏稼業では、角からの飛び出し攻撃を失敗しまくって見事に敵に発見されまくり。それでも何とか標的のところまでたどり着いたと思ったら、標的の間近でまたもや飛び出し攻撃を失敗、騒ぎになって駆けつけてきた敵の仲間たちと乱闘中に、逃げてきた標的を偶然叩き斬って暗殺成功という、なんともしまらないオチになってしまいました。ステージクリア後の評価は見事に「半人前」。
 それでは悔しいと二回目にチャレンジしたら、再びラストの標的のところまでたどり着いたものの、標的のいる座敷のすぐ側の便所から用を足し終わった敵が出てきて、そいつは倒したものの、駆けつけてきた用心棒に便所の中に追いつめられた挙げ句、なます斬りに…三回目でようやく「一人前」の評価をもらいました。

 まあ、これは単に私がヘボなだけなのですが、気分はほとんど珍プレー好プレー状態で、これはこれで一種のロールプレイ(新米仕事人)かな、と変なところで感心してしまいました。ちゃんと自分がうまくなれば、きっちりとアクションを決められますし。


 …と、何だかまとまりのない文章になってしまいましたが、少なくとも第一話の時点では、「裏稼業」パートはなかなか面白いものの、「昼」パートが正直微妙…といったところでしょうか。
 このゲームオリジナルの「昼」パートがゲームのテンポを削ぐ結果になっているのは何とも残念ですが、そこで我慢すればするだけ、「裏稼業」パートで爆発できる…のかなあ。

 もちろん、繰り返しになりますが、私がプレイしたのは全十話の第一話。これから裏稼業の仲間も増えていきますし、この第一印象がいい方向に覆されることを期待します。


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