復讐のカウントダウン開始! 今週の「Y十M」
第一部完、という印象のある今回、話自体の動きは、前回同様比較的おとなしめではあったのですが、十兵衛の迫力が垣間見れたのと、そしてついにあの名フレーズ「蛇の目は…」が登場、なかなか満足度の高い回でありました。
庄司甚右衛門絡みのエピソードは、前回の感想でも書いたように、さっさとすましてしまった方がよかったのではと思いますが、甚右衛門を脅しつける時の視線(=表情)の素晴らしさといったら…!
原作以上に飄々としたイメージの強い「Y十M」の十兵衛先生ですが、ここでギラリとしたものを見せつけてくれたのはナイスアレンジ(原作ではこの部分の台詞、むしろ「んふ」とかやりながら言ってそうな描写なので)かと思います。
その後はほとんど猟奇殺人の「髯を生やした京人形」。七本槍…いや六本槍の台詞がちょっとくどい印象はありましたが、その後の虹七郎が見開きでかましてくれた豪快剣技のインパクトの前には、そんな不満も雲散霧消、忍者とはまた異なる剣法者のアクションを見せてもらった、という印象で感心しました。
そして――もちろんラストは見開きで「蛇の目は六つ」! 復讐のカウントダウンの始まりであります。やっぱり何度見てもこのフレーズは胸躍ります。
そして次回はカラー付きで新章突入、来月には単行本1,2巻同時発売と、いい具合に弾みがつきそうかな。
…しかし「むこうさか」はやっぱり誤植じゃないかなあ。少なくとも私にとっては初耳ですし、高坂弾正の子孫という説があるのだから、やっぱり「こうさか」かと思います(ちなみに向坂甚内は「神州纐纈城」の高坂甚太郎のその後の姿)。
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