「Y十M 柳生忍法帖」第1,2巻 同時発売!

はい、待ちに待っていた「Y十M 柳生忍法帖」の単行本の発売です。それも1,2巻同時発売。第1巻は「蛇の目は七つ」まで、第2巻は「蛇の目は六つ」までと、もしかしてこの先一巻一殺体制かしら? と思わなくもないですが、「バジリスク」で全5巻ですから、原作でその約三倍の分量がある「Y十M」は単純計算でもまだまだ序盤戦と言ったところでしょうか。
連載中はあれこれブチブチと言ったこの作品ですが、まとめて読むとやはり面白い、の一言。原作に忠実な部分、原作をアレンジした部分――せがわ先生の絵は、数十年前に書かれた原作でありながら古びたところを全く感じさせない(そしてそれは勿論それだけ原作が優れているということでもあるのですが)見事なエンターテイメント作品として、2005年の現在に「柳生忍法帖」を再生させていると言えるでしょう。
また、掲載誌の紙質では滲んでしまったようになって非常に読みづらかった、第2巻のクライマックスであるナイトシーンなども、きちんとした紙質の単行本で読むとクリアに情報が読みとれるのも有り難い話です。
しかし…まとめて読むと、庄司甚右衛門の登場するシーンだけ異常に台詞が多くて笑った。
「Y十M 柳生忍法帖」(せがわまさき&山田風太郎 ヤングマガジンKC) 第1巻 Amazon bk1 / 第2巻 Amazon bk1
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