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2005.12.29

今週の「SAMURAI DEEPER KYO」 当代紅の王登場! しかし…

 遂に地に伏した京四郎。その時、サスケの持つ紫微垣が、一同に京四郎の過去の記憶を見せる。…かつて、紅十字の守護士として先代紅の王の命ずるままに粛正を行っていた京四郎。紅の王の間の禁断の扉を開こうとしていた侵入者に刃を向ける京四郎だが、その相手は当代紅の王、そして京四郎と同じく守護士の一人だった。先代に逆らい村正に刀を打たせた咎で王の地位を剥奪された当代を、京四郎は何の躊躇いもなく朔夜の眼前で斬る。が、彼の目からは、何故か涙が流れるのだった。

 前回の感想であまり盛り上がらないと書きましたが、回想シーンとはいえ突然の(?)当代紅の王の登場に俄然面白くなってきた今回。…まあ、当代は速攻で死んでしまう訳なのですが、それでも
・先代ってことは当代がいるはずなのに何故出てこない?
・そもそも当代って誰? どんな人?
・村正に刀を打たせたのは誰?
・四守護士の残りってどんな人?
という疑問に一気に答えてしまったのはなかなか凄い話。
 村正の性格からして、いくら先代に反感を抱いたとしても紅の王をヌッ殺すための武器を自分だけの考えで作るとは考えにくいと思っていましたが、こういうことだったのですね。…四本の村正が禁断の扉を開く鍵になっているのはよくわからないですが、それはまあこれからのお楽しみなのでしょう。
 先代が生粋の壬生一族ではない京四郎を新しい紅の王に据えようとしていたのにもちょっと違和感があったのですが、昔っからこんなことしていたんですなあ。
 四守護士も、故人とはいえもう一人いるはずですが、十勇士もちゃんと全員出してきた作者のこと、何らかの形で登場する気がしてきました。

 しかし当代が狂(京四郎の躯に入っている時の)に結構似た面差しで、初め見たときは「もしかして当代が狂の父なのか!?」と思って、当代が守護士とわかってから「何で狂と守護士が似てるんだ?」と思いましたが、今までの狂は京四郎の躯だったわけで、その京四郎と当代は兄弟だからして顔が似ているのはまあ当然(?)なんですな。…ややこしい。

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