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2006.01.15

「幕末浪漫 月華の剣士1・2」 名作チャンバラ格闘が2in1で


 発売が昨年から延期になっていたプレイステーション2版の「幕末浪漫 月華の剣士1・2」がこの12日に発売になりました。
 月華の剣士シリーズは、サムライスピリッツシリーズと並ぶSNKのチャンバラ格闘ゲームの一つ。発表が97年と98年と、もう十年近く前の作品ではありますが(というか、もうそんな前の作品になるのかと時の流れの速さに愕然となったり)、SNKの爛熟期とも言える時期の作品だけあって、なかなかそつなくまとまったゲームだったという印象があります。
 そしてまた、サムライスピリッツが「剛」とすれば、キャラクター的にもゲーム性の面からも、「柔」の印象が強く、同じチャンバラものでもこれほど変えられるものかと感心した覚えがあります。

 さてこのPS2版は、タイトル通りシリーズ2作品を1本にまとめたもの。どうやらネオジオ版の移植という扱いらしく、プレイステーション版月華1(追加隠しキャラ3体、ギャラリーモード等)やドリームキャスト版月華2(ギャラリーモード、花札等)にあったオマケがないのは家庭用版として何だか寂しいのですが、ゲームとしての出来自体には、私個人としては特に不満はありませんでした(キー入力にオリジナルとは違うタイムラグがあるらしく、オリジナルをやりこんだ方には不評のようですが…)。ロードは1か2の選択時に一括して読み込んでいるらしく、選択時には結構待たされますが、一度ゲームを始めてしまえば、ほとんど気にならない程度ですし。
 独特のムードを持った音楽やグラフィック(特に2は秀逸)は健在ですし、何よりも1と2が1本で、比較的安い価格で手に入るというのはやはり魅力。初めてこのゲームに触れる方には十分楽しめるのではないかな、と個人的には思っています。

 ちなみに以前にも書きましたが、本作には劇団☆新感線の役者さんが何人かキャラの声を当てられています。どこかで見たようなビジュアルの長髪美形剣士・御名方守矢役の橋本じゅんさん、白い洋装に身を包んだこれまた美形剣士・嘉神慎之介役の粟根まことさんが、舞台上からは想像もつかないような渋い声でそれぞれのキャラを格好良く演じている一方で、豪快な大男キャラ・神崎十三役のタイソン大屋さんが、普段と全く変わらない声出しているのが激しくウケましたよ(あと、中谷さとみさんの男装の麗人ぶりも素敵でしたわ)。


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