今週の「Y十M」 邪悪の反撃開始!?
堀の女たちと天樹院のつながりを探り出すも、般若侠の扶けにより孫兵衛までも討たれ、怒りと恐怖に震える明成と五本槍。しかし五本槍は明成に一つの献じる。五本槍が般若面をつけて、新婚の男女を攫い、女は明成の贄に、男は天樹院の竹橋御殿の門前に晒そうというのだ。それこそは、明成の獣欲を満たし、天樹院の評判を貶め、そして般若侠をおびき出そうという一挙三得の策だった――
新章突入記念…というわけでもないでしょうが、異常に格好良い見開きタイトルページ。十兵衛と堀の女たちの顔が並べられているのですが、そのレイアウトと皆の表情が実に素晴らしい。特にさくらの男前っぷりがもの凄くて素敵です。
さて本編は、ほとんどが会話シーン。さりげに談合好きっぽい七本槍
マイナス2が対般若侠対策の悪計を巡らせますが…その中で一人負け犬オーラをこれ以上ないほどに放つ丈之進が情けないを通り越して哀れ。尻尾があったら絶対丸めています。
その一方で明成は、堀主水らの亡霊に迫られる悪夢を見て側女の一人を斬殺。相変わらず夢見と寝起きが悪い人だなあ<そんな呑気な
そして明かされる五本槍の策ですが――天樹院様が吉田御殿で、それこそ加藤明成の女版みたいなご乱行を働いたというのは有名な俗説、これはそれをベースにした非常に陰険な策であります。
これまでは狩られる側だった七本槍がようやく反撃に転じ、めまぐるしいアタック&カウンターアタックの攻防戦が次号以降描かれることでしょう。はっきり言ってこれからが前半の山場、いよいよもって先が楽しみになってきました。
先と言えば3巻は3月6日に早くも発売。こちらも楽しみであります。
…そしてさりげなく、「水の墓場」の存在が描かれているのがナイス。
ところで最終ページのハシラ、明成が精神に異常をきたしたって…あの人あれが普通ですよ。本当の異常ってのはもっとこう…と、それはともかく、これからアレな展開が多いので、予防線張っているのではあるまいな、編集の人。
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