「仮面の忍者赤影」第02話 「甲賀の悪童子」
織田家からの使者に変装し、藤吉郎暗殺を狙う霞谷七人衆・傀儡陣内。その企みを察知して陣内の前に立ち塞がる青影だが、救援に現れた七人衆・悪童子に捕らえられてしまう。一方、赤影も七人衆・闇姫の忍法髪あらしの前に大苦戦。意識を失った赤影が目覚めてみれば、そこには湖上の船の上に捕らわれ、爆破されようとする青影の姿があった。救援に向かうも上空からの悪童子の攻撃に苦戦する赤影。しかしそこに大凧で駆けつけた第三の影・白影により悪童子は倒され、青影も無事救出されたのだった。
○竜巻に飛ばされる織田家の使者。後になってみれば、これは闇姫が起こしたものとわかります。
○忍法顔盗みで使者そっくりに変更する傀儡陣内。おお、如月左衛門! しかし陣内のインパクトあるキャラクターが相まって、既にオリジナルの風格が(少なくともビジュアル的にちょっと似てる「SHINOBI」の如月左衛門より遙かに上ですじゃ)
○しかし詰めが甘い陣内、使者を生かして転がしておいたのを青影に発見され、おかげで藤吉郎暗殺は大失敗。しかも肉弾戦では青影に圧倒されてしまう。
○青影の鎖で城から吊され、恥も外聞もなく助けを呼ぶ陣内。だめだこりゃ…とそこに登場した悪童子、ビニール袋みたいなので青影を捕獲。
○これまでに登場した七人衆は、比較的(時代劇的には)まともな格好でしたが、この悪童子はおかっぱ頭に青黒いメイク、水玉模様のピエロ服と、もの凄い変態ぶり。言動も異常で、いや全く忍んでいません。
○武家に化けて旅する赤影を襲う陣内と闇姫。武家の姿が消えたかと思えば、樹の上から「お目当ての赤影が現れては迷惑かな?」と現れる赤影。いちいち格好良すぎます、赤影さん。
○湖上の船に爆薬と乗せられ、導火線に火をつけられる青影。最初はおいらに構わないでと気丈に叫ぶも、爆発寸前には助けを求めちゃう青影がかわいい。
○船に繋いだ綱の上を渡る赤影を、上空から爆弾矢で狙う悪童子。「ウヒョッウヒッウヒャハヤヒャ」と奇声をあげながら矢を射まくる悪童子の姿は、どう見ても変質者です。ありがとうございました。
○赤影青影絶体絶命のピンチに、颯爽と大凧で駆けつける白影。バックに流れる爽快な主題歌と相まって、身震いするほど格好良い名シーンです。
○ラストに現れる異常に貫禄のある覆面姿の武士…おお、幻妖斎様だ。こっちの装束も格好良いです。
今回は何と言っても爽快極まりない、「颯爽」という言葉はこのためにあるかのような登場シーンを見せる白影初登場が非常に印象に残ります。
白影役の牧冬吉氏は、確かこの時まだ30代半ば。それなのにこの老成した存在感…そこにいるだけで安心できる、気分が明るくなる素敵なおじさんであります。
また、赤影が闇姫の忍法の前に、敗北に等しい(七人衆が青影と一緒に殺そうなどと思わなければとっくに死んでいたところですな)結果に終わるのも面白いところ。主人公であろうとどれだけ強大な能力を持とうと、組み合わせが悪ければあっさりと敗れ去ることもある。ある意味横山光輝イズム溢れる展開です。
<今回の忍者・怪忍獣>
傀儡陣内
霞谷七人衆の一人で、その名の通り傀儡師姿の男。真っ黒で無表情な顔を持つが、忍法顔盗みで他人の顔をコピーして変身することができる。また、くぐつの術で相手の体の自由を奪い、操ったり、分身たる傀儡変化を使役する能力を持つ。青影一人に対し、傀儡変化を連れて戦いを挑んでも圧倒されるなど、直接戦闘はあまり強くないかもしれない。
傀儡変化
傀儡陣内が操る分身人形たち。小さな黒い木の人形が、陣内の念で人間大に変じる。戦闘力はいまいちの様子。箱形の頭に上から下までの黒装束、さらにアクションの度にホイッスルが鳴ったりして妙にかわいい
闇姫
霞谷七人衆の一人のくノ一。黒髪を連獅子の如く振り回して竜巻を起こす髪あらしの遣い手で、赤影をダウンさせる大金星を挙げる。
悪童子
霞谷七人衆の一人で、ヘリコプターのような音を立てる黒凧を操り宙を舞う。おかっぱ頭に水玉模様のピエロ服、異常な言動と、キャラ立ちまくりだったが、白影との空中戦!――というか凧を絡ませての取っ組み合いに敗れて地表に落下、武器の爆弾矢が暴発したか、大爆発してたぶん死亡。
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