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2006.02.08

今週の「Y十M」 般若党跳梁

 花嫁行列を、新婚初夜の二人を襲う者たち。いずれも奇怪な術を操る彼らは、皆一様に般若面を付け、自らを般若組と名乗る。そして彼らに捕らわれた新郎の一人が目を覚ましたのはいずこかの屋敷。そして彼の前に妖しの影が…

 うわ、あらすじにしてみると相変わらずひどく分量少ないですが、今回は謎の(笑)般若組の一団が出現の巻。鞭を操る般若面、拳法を使う般若面、残忍に剣を振るう般若面、網のようなものを使う般若面、あと猿みたいな般若面と、彼ら般若組の跳梁がじっくりと描かれています。
 相変わらず掲載誌の紙質の関係で、ナイトシーンが読みにくいのは困ったものですが、弱い奴には滅法強い(´Д⊂五…いや般若組のアクションは、なかなかダイナミック。特に一番最初に登場した鞭使いの般若面のアクションはえらく豪快で、これが般若面をつけてなかったらかなり笑撃的なシーンだったと思います。
 って、呑気なこと考えてしまいましたが、冷静に考えたらこりゃ滅茶苦茶陰惨な展開ではないですか。笑ってる場合じゃないや。

 そしてラストは、金はあるけども力はなさそうな色男の前に、頭隠して…な、けっこう仮面みたいな般若面の登場したところでつづく。いや、青年誌の漫画みたいになってきましたなあ<青年誌だもの
 ちなみに今回までが、一ヶ月後に発売の第三巻に収録分とのこと。こんなところで単行本がヒキになるとは、うぬ、考えおったな。そして三月は何と隔週ではなく連続掲載とのことで、こりゃかなり出版社側も本腰入れてくれるようですね。

 と、今回お休みの十兵衛先生+堀の女たちは、表紙見開きにのみ登場。前回とはまた違ったタッチで、実に格好良い八人の姿が描かれています。今回もさくらの男前っぷりにクラクラしましたが(位置まで主役みたいです)、注目は、今まで穏やかな表情が多かったお品さんが、実にいい闘志に満ち満ちた顔を見せていること。こりゃこの先の活躍が楽しみですね。


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