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2006.03.03

「嵐山スターウォーズ」 SUPER REAL FICTION復活!?

 ということでみのもけんじ先生の「嵐山スターウォーズ」の紹介。画像は載せられませんが、できるだけ細かく紹介しますので絵ヅラを想像してみて下さい。いや本当に妄想とかじゃないんですってば。

○嵐山山中――上半身裸で断崖絶壁を登る助さんと格さんの姿が。足下を滑らせた格さんにすかさず手をさしのべる助さん。「気合いッ!! 一発ッ(いっぱーつ)!!!」と引き上げるところでタイトル「嵐山スターウォーズ 最強タッグ伝説 助&格」がバーンと登場。

○ここでナレーション。
 「舞台は江戸時代 諸国漫遊先にて鍛錬を積む助さんこと佐々木助三郎―― 格さんこと渥美格之進―― 二人は自他共に認めるベストパートナー!! 今日も黄門様の護衛をきちんと果たせるよう体作りは欠かさない!! 基礎練習を終え山中へロードワークに出かけて来ていたのだった――」…ということです。

○と、爽やかに崖の下で休憩する二人の上に転がり落ちてくる大量の石! 崖の上に現れたのは如何にも悪そうな二人の外人格闘家…いや山賊。
 「ちょろいもんだな兄者!」
 「まァ…黄門様の最強の付き人2人組 助と格も所詮この程度のものなのか…!?」
 「この山中を縄張りとする最強2人組 我等 野下猪羅(ノゲイラ)兄弟の足下にも及ばない奴等だな 兄者!!」

○と、兄弟の背後から忽然と現れる助さん格さん。二人は兄弟の悪行を聞きつけ、鍛錬しつつ兄弟を誘き出そうとしていたのだった。が、兄弟は不敵にも返り討ち宣言をすると「ついて来いッ!!」とその場から駆け去ってしまう。
 兄弟を追ってきて、林の中の空き地にやってきた二人ですが…そこに周囲から投げかけられる縄。見る間に空き地の四方の樹に縄がくくりつけられ、そこには四本ロープのリングが誕生!

○そこに現れる兄弟。
 「どうだ助に格よ これで逃げ場は無くなった 山賊の俺達に山での闘いを選ぶことの愚かさを後悔させてやるぜ」
 「これが我等野下猪羅兄弟の戦い方…“なんでもあり”ってやつで勝負をつけてやるぜッ!!!」

○兄弟の挑戦に乗った格さん、先制のローリングソバット(この時点で既に何か狂ってる)を仕掛けるが――そこに炸裂したのはケムリ玉。
 「これが“なんでもあり”ッてやつだあッ!!!!」と格さんを殴り飛ばす野下猪羅兄。間違ってないが何か間違ってます

○卑怯な手に怒る助さんに今度は弟の魔の手が。ロープの上を身軽に飛び回る弟にキックを見舞おうとする助さんの目の前で、敵の影が二つに分離! 野下猪羅兄弟のダブルクローズラインが炸裂だ! 血反吐を吐いてダウンした格さんに、さらに野下猪羅兄は木の枝にぶらさがりながらの三角締め「野下猪羅秘術 三角地獄――ッ!!!」を喰らわせる!

○意識が遠のいていく助さん。格さんも最初の一撃でダウンして動けない(弱いな)!
 と、その光景を見かけてわなわなと震える一つの影が。黄門様に言われて差し入れを持ってきたらこの場に出くわしてしまった、うっかり小鉄だ!
 「こ…このままじゃ助さんと格さんが殺されるッ…!!!」

○と、小鉄の背後から躍り出る二つの影…網代笠の僧形の巨人と虚無僧姿の男、その姿を見た小鉄は「ああッ…あの2人組はッ…!!!」と驚愕の表情を!

○リングに駆け寄った虚無僧は、勝ち誇りながらもなおも助さんを締め上げる野下猪羅兄に猛烈な延髄斬りを喰らわせる! 
 「汚ねえ技を使い最強2人組の名を手に入れようとするなんて外道のすることだな…」
 更にトップロープを一またぎにしながら僧形の巨人がリングイン!
 「2人組の真髄って奴を俺達が教えてやるよ!」

○そして二人は装束を解いて臨戦態勢に。小鉄の驚愕も臨界点だ!
 「やはりそうだッ!! あの2人組はッ…!!!」
 「徳川将軍に仕える伝説の2人組!! 馬場と猪木ッ!!!」
 「久し振りに一丁やるかい寛ちゃん!!」「ヨッシャアッー 行きますか馬場さんッ!!!」世界のBI砲が江戸時代に登場だーっ!!

○伝説の2人を前に闘志を燃やす野下猪羅兄弟。先陣を買って出た馬場に襲いかかる野下猪羅弟、馬場のチョップを「遅いッ! 遅いぞッ! ハエも殺せぬわ――ッ!!!」と無駄にガチっぽいことを言いつつかわしますが、そこに――馬場の左腕が! がっちり首元をロックしてフライングネックブリーカードロップだ! 更にひるんだところを捕まえてジャンプ一番、唐竹割り炸裂!

○一方、猪木は野下猪羅兄にドロップキックを食らわせると、間髪入れずに見事なジャーマンスープレックス
 既に完全に観客と化してしまった助さん格さん、そして小鉄も愕然とするくらいの圧倒的な強さだ!!

○そして既にグロッキー状態の兄を馬場さん目がけて投げつける猪木。そこに――十六文キック炸裂!
 「こ…これが伝説の最強2人組!! 馬場・猪木なのかッ…!!!」

○そして戦い済んで、黄門様に野下猪羅兄弟の骸?の胸を見せる小鉄。そこにはくっきりと葵の御紋が刻み込まれた「馬場の“十六文わらじの印”」が…! っていうか葵の御紋を踏みつけているのか馬場さん!?

○その様に血が熱くなったか黄門様、「ワシも昔みたいにもうひと暴れしたくなってきたわい…」と一人独り言ちつつ石灯籠に空手チョップを喰らわせる! すると石灯籠バラバラ!!
 「ウワッハッハッハッ…!!!」と両手を腰に当てて気持ちよさそうに笑う黄門様。そ、その顔はプロレスの父

○そして何処かの空の下、微笑む馬場と猪木(爽やかな“みのもスマイル”で)。
 「黄門様 助三郎と格之進はまだまだ成長するでしょう いつか私達さえも越える2人組になるでしょう!!」
 その言葉に応えるかのように、助&格の「気合いッ!! 一発ーッ!!!」の声が今日もこだまするのだった…
 おしまい


 …というわけで書いているうちになんだかとても申し訳ないことをしているような気分になってきた「嵐山スターウォーズ」紹介。水戸黄門ファン、というか普通の人がみれば正気を疑うような内容ですが、テリーの涙のスピニング・トゥホールドマーク2や、鶴田奇蹟の膝突きバックドロップなどに感動してきた「プロレススターウォーズ」ファンにとっては――観客の子供の「うわぁぁぁあん、○○さんが死んじゃうよぉー!!」が無かったことを除けば――感無量の作品でありました(今の時代だとさすがに敵役はウォリアーズじゃないんだなあ、とか)。
 というか、みのも先生の脳内世界の相変わらずっぷりに安心しましたよ。

 …いや、何かが激しく狂っているのはわかっているんだ、わかっちゃいるんだが、プロレスと時代劇は、共に「REALを超えたFANTASY」だからいいんですよ! と、一番狂ってるのはこんな文章を書いている人間だ、ということをさらけ出しつつこの稿おしまい。

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