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2006.04.21

今週の「SAMURAI DEEPE KYO」 ラスト2回…?

 先代紅の王の中で、今は亡き当代に起こされる京四郎。京四郎を先代の中から救い出そうとする当代だが、二人を鎭明が妨害する。が、当代の言葉に己を取り戻した鎭明は、死ぬまで朔夜を守ってやれと、当代と二人力を合わせ京四郎を救い出す。折りしも狂と先代の死合は最終局面。あと一撃というところで狂の手から離れた愛刀・天狼だが、その天狼を、脱出したばかりの京四郎が掴み、狂に投じる。そして一瞬の差で相手を断ったのは、狂の刃だった…

 ついに先代戦決着。あのタイミングで天狼をキャッチ&トスして間に合う京四郎はどんだけ素早いんだ、という気はしますがまあご愛嬌。今回一番インパクトを残したのは、四度目の正直で遂に成仏した鎭明の最期。
 あまりのしつこさに、正直もういい加減…という気分になりかけたところで、己の過去(=生き様)を忘れ、狂気の中で暴走していた鎭明が、弟(当代)の言葉にかつての生き様を、愛した女性のことを思い出し、京四郎を救うというのは、まあ実にパターンではありますが、その鎭明の心境の変化、狂気からの救いを、血の涙から透明な涙への変化によってビジュアライズしてみせたのは、うまい表現であったと思います。最後の最後で、良い最期を迎えることができました。

 と、最後の最後なのは本作も同様。今週のマガジンのカラーページを良く見ると、5月10日発売の第22号にて遂に完結という告知が…
 いや、22号って(次号はGW前の合併号なので)あと残り二回ってことなんですが。確かに単行本の話数的にもぴったりではあると思っていましたが、まさか本当にこのタイミングで終幕とは思いませんでしたよ。
 あと二回で先代いい人化・禁断の扉の向こうの秘密・るる登場(あと謎の壬生京一郎)といった積み残しを消化できるのか!? お楽しみの後日談は!?(江戸夏の陣だけはやめてな) という心配というか不安というかがムクムクと沸いてきますが、その辺を除けば、盛り上がり的には実にいいところで綺麗に終わることができるのではないかと思います。

 もちろん、ここまで来たら小生も最後まで付き合いますよ、ええ。

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