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2006.06.20

今週の「Y十M 柳生忍法帖」 お笛血笑

 さて、なにやら駆け引きめいたことを五本槍が言い出したところで続くとなった「Y十M」ですが、お千絵さんはそれをものすごい勢いで一蹴。そりゃあそうだと思いつつ、ますます立場のなくなる五本槍…

 そしてお千絵さんの命で五本槍を荒縄で数珠繋ぎにするお笛。まったくどんな恰好をさせても司馬Qは(面白い)絵になるわい…と思っていたら、お笛が何やら怨念が籠もったような笑いを。あれ、尻を踏んづけられた恨みは前回晴らしたよな、と間抜けなことを考えていたら…ごめんなさい、彼女たちには晴らすべき大いなる恨みがあったのでした。自分の家族を、親兄弟を、主人をこうして数珠繋ぎにされて引き回された上に、この花地獄で惨殺されたという恨みが――
 その恨みを込めたお笛の、涙を流しながらの笑いは、まさに血笑とも言うべきものでしょう。普段がコミカルなキャラであるだけに、その表情がいっそうに印象的に感じられることです。

 が…残念なことにこの血笑、物語の進行上か、さらっと流されてすぐ次のシーンに移ってしまったのが何とも残念。原作でもかなり迫力のあるシーンだっただけに…。まあ、原作のお笛は「ちょっとアレな子」なので、その笑いには別の凄みがあるような気もしないでもないのですが。

 と、ここでようやく十兵衛先生生還。堀ガールズに負けじと片肌脱ぎのサービスカットですよ! というのはともかく、静かな怒りに燃える(救い出された直後にピキピキいってますね)十兵衛先生は、この場で明成を殺しはせず、予告通り明成を竹橋御門に晒すぞ宣言です。
 実現したら凄まじい生き恥となるプレイ宣言に激高したのは、鷲ノ巣廉助。猛然と十兵衛に腰の入った見事なハイキックを食らわせんとしますが…

 この「Y十M」における廉助というキャラ、私は初めて見たときから、橋本じゅんさん演じるところの剣轟天に似ているなあと思っていました。拳法主体の派手なアクションといい、暑苦しい顔といい――もう廉助の台詞はじゅんさんの声でしか想像できない。と、まあこれは橋本じゅんファンの妄言なんですが、しかし今回、もう一つ似ている点があったと気付きました。
 後先考えないバカっぷりという点が――

 さて、最終ページの破壊音は、何がどうした音なのか…というところで以下次の次の号。

 おまけ。せがわ先生の公式サイトのこの記事を拝見して、友達で弓道をやってた女の子がいるのを思い出しましたが、さすがにどうすれば全裸でうまく射ることができるのかなどとは聞くわけにもいかず…っていうかそんなシチュエーションねえよ!

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