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2006.07.26

「新桃太郎侍」第一話 伝統のヒーロー、装い新たに復活!

 昨日から放送の「新桃太郎侍」、TVシリーズでは久し振りの桃太郎侍ということで期待していたのですが、良くも悪くもテレ朝の時代劇という感じで楽しく観ることができました。

 高島政宏演じる桃太郎こと桂木新二郎は、普段ダラダラしているところは浮浪雲の旦那や両手両目が揃っている丹下左膳みたいな感じ――要するに社会的にはダメ人間――で、美女とみるや途端に目尻を下げる脳天気な男(「後家!」とか興奮しちゃうシーンに笑った)ですが、美女の不幸な境遇を聞いてオイオイ泣き出すような好人物。
 桃太郎侍と言えばこの人! という高橋英樹の桃太郎侍に比べるとやっぱり違和感はありますが、かえってこれくらいイメージが変わる方が昔を引きずらなくていいのかも知れません。

 個人的には、左とん平演じる使用人の爺さん(実はかつての大盗賊)が渋くて実に良いですね。この人が惚れるのが桃太郎の(育ての)母の中村玉緒ってのはどうかなあと思いましたが。

 さて、第一話のストーリーは単純明快、盗賊の汚名を着せられて処刑された夫の敵討ちをしようとするゲストヒロインに一目惚れした桃太郎が、事件の裏の絡繰りを知り、その邪悪の所業に怒り爆発。黒幕の悪家老の元にド派手なコスチュームで殴り込み! というところ。
 その衣装センスはいかがものか(お面の代わりに襟巻きで覆面してるのはなかなか良いですが)とか、天魔不動剣って何!? とか色々ありますが、それも味のうち。悪人どもは実に悪い顔をしている上に頭が悪いのですが、それもまたトラッドというやつですよ。ただ、殺陣が豪快を通りこして荒い(もちろんそういう演出なのですが)のは、賛否がわかれるのでは…という気はします。

 と、ビデオ観ながら書いたら実にまとまりのない文章になってしまいましたが、おいおい桃太郎の出生の秘密なども語られるでありましょうし――いや、視聴者にはバレバレなのですが――これからの展開を、肩の力を抜いて楽しみにしたいと思います。何よりも、ゴールデンタイムにこういう時代劇をやってくれるというのが嬉しいじゃありませんか。


 しかし…ぶっちゃけ一番の目当ては矢場の女役の清水あすか様だったのですが、放送開始直後からセクシーショットを嫌というほど見せつけられるとは思いませんでしたよ。毎週視聴決定。
 が、単純な戦闘力ではおそらく出演者一のお方を単なる端役に使うとは何たる無駄遣いか。悪侍に店に乗り込まれてあたふたするシーンに全くリアリティがなくて困る。この点だけは是非とも改善していただきたいと強く訴えたい所存。

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