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2006.10.23

先週の「Y十M 柳生忍法帖」 まさに外道!

 色々あって先週書けなかった「Y十M 柳生忍法帖」紹介。今週は休載なのをいい事に一週遅れで。
 さて、なおも続く北帰行ですが、ここに一つの凶事が出来。堀の女たちの復讐に怯える明成への供物として捧げられたのは、何の罪科もない本陣の娘・おとねでありました。

 褥に侍らされるよりなお悪い、昼日中の権門駕籠の中での辱め…正直なところ、原作を読んでいて、鎌倉東慶寺の大虐殺よりも、般若党の花嫁花婿攫いよりも、一番気分が悪くなったのは実はこのおとねさんの遭難のくだりなのですが、これは前者二つに比べると、暴力の程度がより日常に近いレベルのものだからでしょうか。
 いずれにせよ、明成の所業は(絵にされるとより一層)外道の一言、哀れなのはおとねですが、既に身も心も蹂躙されつくされた彼女のその運命は…
(と怒りつつ、石川賢の「魔界転生」で、転生した徳川頼宣が駕籠の中で…だったのは、今回の場面が元ネタなのかしら、と考えるのはマニアの業)

 さすがにこれを見過ごしにできぬ、と会津の行列の前に姿を現す沢庵様ですが(マア、冷静に考えれば明成を暴発させたのは十兵衛と沢庵のいたずら心と言えんこともない)、さすがにこれは無謀にすぎる、と思っていたところに割ってはいるようにやってきた新たな行列。
 大名行列の進路妨害するというのは、これは無茶な話ですが、行列の主に沢庵が大和尚と呼びかけたのをみると相手は…。そして、その顔を見た明成と七本槍がどのような態度を見せますか。

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コメント

三田主水さま。
よ、よかった、まだ続いてた…。(ホッ)
先週ずっと更新がなかったから、「あ、オレやめるわ」とか言われたらどうしようかと想ってました(笑)。
これからも楽しみにお待ちしてます♪(…待ってていいですよね?)

あ、バトンの方、拝受いたしました!
早速答えさせていただきましたですよ。
回旋ありがとうございました!

投稿: ケイト | 2006.10.23 01:24

ケイト様:
ああ、言ってみたいようなみたくないような(笑)>オレやめるわ

真面目な話、週に二本も伝奇時代アニメが始まったりして、ちょっと先週分は遅くなってしまいました。今週休載じゃなかったら、ちょっと危なかったりして…おとねさんが可哀想だったし。

でももちろんこれからも続けていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

投稿: 三田主水 | 2006.10.24 01:20

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