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2006.12.10

「幕末機関説 いろはにほへと」 第十話「上野陥つ」

 ついに火蓋が切られた上野戦争。そこに死に場所を求めて行こうとする沖田を、耀次郎は止めようとする。沖田は人生の最後に耀次郎と剣を交わし、土方への伝言を託して逝くのだった。そして上野戦争も、アームストロング砲の投入により決着する。一方、復讐という目的を失い、解散しようとしていた赫乃丈一座に、おりょうの手により届けられたのは蒼鉄の新作台本。そこに描かれていたのは中居屋の生存…

 感想の書き方を試行錯誤しております。今回は箇条書き形式で。

○今回は史実の方に描写の焦点が置かれていて、耀次郎はほとんど傍観者の役割。物語の本筋はほとんど進んでいませんが、たまにはいいかな。

○上野戦争の詳細については、こちらのblogで詳細に解説されているのでおすすめです。

○今回印象に残ったのは、アクションの動きよりもキャラクターの表情。特に特に沖田を気絶させた時の耀次郎の哀しみの表情など実に良く描けているなと思っていたら、なるほど、作監は恩田尚之氏でありました。恩田絵になりすぎていなくて良かった。

○しかし耀次郎の腕に抱かれた画での沖田のヒロインっぷりはもの凄いものがありました。赫乃丈も負けてはいられん。

○そんな赫乃丈に自分の気持ちを気付かせるのはおりょうさん。声を当てていたのは「武士の一分」でヒロイン役の檀れいさんだったんですね。しかし耀次郎と赫乃丈が似ているって、実は兄妹というオチだったらどうしましょう(同じ子守歌知ってるみたいだしな)

○沖田が残す土方への伝言。榎本もちらりと登場したことですし、やはり最終的には舞台は蝦夷地になるのでしょうか。オープニングの最後、耀次郎と赫乃丈が対峙する地がそれっぽいなと以前から思っていましたが…

○つまらないことなんですが、沖田を殺そうとして後ろからがっちりとスリーパーかけた官軍兵、あのまま相方が刀振り下ろしたら自分もばっさりだよな…気になる。

○すっかり燃え尽き症候群状態のところに、中居屋生存の報を知らされていきなり元気になる赫乃丈一座。言いたかないが、あなた方ちょっとマズいんじゃ…君たちはあれか、ルパンが死んだと聞かされた後の銭形のとっつぁんかね。

○さて次の赫乃丈一座の演目は、覇者の首を封じるための刺客の物語…って耀次郎のことですが、蒼鉄がわざわざこんな台本を書いたことにはもちろん意味があるはず。今の時点では全く想像がつきませんが、さて――


 あー、このスタイルは書きやすいな。しばらくこの形でいこう(「妖奇士」の方も)


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