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2007.01.10

「天保異聞 妖奇士ナビ 奇士5人衆VS妖夷 壮絶バトル七番勝負!」

 順番が逆になってしまいましたが、1月5日の深夜(6日の早朝)に「天保異聞 妖奇士ナビ ~奇士5人衆VS妖夷 壮絶バトル七番勝負!~」という特番が放映されていました。言ってみれば一種の総集編なのですが、色々な意味で面白く見ることができました。

 内容は、サブタイトルが全て。奇士五人の簡単な紹介と、これまでに登場した妖夷七種――山子・列甲・ギギ・ケツアルコアトル・豊川狐&無慈儺・日光街道妖夷軍団(!)・獏――との戦いをダイジェストするというもの。
 喩えていうなら「ウルトラファイト」(焼き抜き版の方)の妖奇士版、すなわち「妖奇士ファイト」とでもいうべき内容です。
 これまで七番も勝負していたのか…とか、えどげんとアビが普通に強そうとか、色々と失礼な感心の仕方もしてしまいましたが、これがなかなか面白い。

 いや、あの曲者番組の内容を、普通のエンターテイメントのフォーマットで抽出・再構成しているのが、何というか色々な意味で楽しいのですが、しかし改めて観てみると、アクションのクオリティがかなり高いということが再確認できたのは大きな収穫でした。
 特に最初に採り上げられた往壓対山子は、バックに流された初代主題歌「流星ミラクル」が非常に良くはまった高揚感溢れる大活劇。また、最後に流された獏との空中戦は、改めて観ても神懸かったクオリティで、今更ながらに唸らされたことです(ただし、こちらはバックに新ED曲が流されたんですがこれが猛烈に似合わなくてねえ…)
 動くところはえらくよく動いているのがよくわかりましたし、本当に(こういう方面でも)面白く見えるのは良いことだなと思います。

 だから、生き人形の設定ってこんなんだったっけ? とか、ケツアルコアトルの説明がはしょりすぎな上に微妙に本編と違うことを言っていたり雲七の説明がほとんどなかったりと、突っ込みどころは色々とありましたがガタガタ言わない。

 また、番組の中ほどには、奇士たちを演じる声優さんたちが素顔で名シーンを選ぶというコーナーもあり、何というか、その生温かいテンションが正月休みに観る深夜番組にピッタリで…。
 というのは失礼な言いようかもしれませんが、あんまり声優さんの素顔のことは知らないためか、折笠富美子さんて美人だなあとか、霞のジョー久し振りだなあ(よく知ってるじゃねえか)とか、私は楽しく観れました。
 特に、宰蔵役の新野美知さんの選んだシーンが第一話の男風呂シーンというのに爆笑しましたよ(横からの藤原啓治さんの身も蓋もない突っ込みも愉快)。

 この時間帯で宣伝効果はあるのかなとも思いますが、本編の方でも(キャラクター主体の)総集編がほぼ同じ日に流されたこともあり、それなりに相乗効果はあったのではないかな、と期待します。
 ネタ的にも内容的にも、私のように好きな人間にとっては本当に面白いのだけれど、アニメファンの方にはどうなのだろう…と心配になってしまう本作ですが、少しでもこれで裾野が広がれば嬉しいな、と思っている次第です。


「天保異聞 妖奇士」第一巻(アニプレックス DVDソフト) 通常版 限定版

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受信: 2007.01.10 12:21

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