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2007.04.30

「大江戸ロケット」 四発目「ドキドキ無用」

 さて、「大江戸ロケット」の「ど」、第四回。前回ラストで重い決意を固めた銀次郎、再び出現した青い空の獣に立ち向かいますが――前回黒衣衆をふんどし一丁に剥いた(誤解を招く表現)あの能力を発揮して空の獣の土手っ腹に風穴を開けてしまいます。

 と、その場に現れた、もうバレバレなんだから視聴者には正体明かせばいいのに、な白い空の獣が乱入、空からの船に乗り込んで動かそうとしますが、これは青い空の獣が自爆スイッチを押してインターセプト。そこで銀次郎が再び能力を発揮して船の中から白い空の獣を救い出します。

 この銀次郎の能力は、何でも開けてしまうというもの。耳が良いとか目が良いというのはまだ常人の延長線上ですが、ここまで来るともうスタンド使いクラス。そりゃあ鳥居様が目を付けるわけです。(弱み握られてるから)言うことはよく聞くし、意外と応用効くし、もう三十九歳ダメ人間いらないよ!<それは違う番組

 さらに、先に倒された獣と合体してその場を逃れた青い空の獣に襲われた駿平とあと一人を救うため、ついに銀次郎はあの兜を装着! 謎のヒーローと化して空の獣を追い払います。銀ちゃん、かっこいい…

 そして正式に鳥居様から黒衣衆頭領として任命される銀次郎。体の一部をもってコードネームとする黒衣衆、銀次郎の名は「臍」。…へそ?
 「耳」によれば、銀次郎の体を触ってその立派な臍を確かめたと。確かに前々回、すれ違い様に触ってたけど…このネタのためか! お守り袋探ったとか、実は脱いだらスゴい体…ゴクリとかかと思ったのに!

 何はともあれ銀次郎がすっかり時代劇ヒーローになってしまったのも知らず、(ソラのこっそりフォローもあって)清吉の準備も順調。もう打上げ決行の日まで決まって何だかもう最終回ムード…ってもう決行の日!? 橋本じゅんさんは? じゅんさんはまだ出てないよ!?
 と焦るこちらは置いておいて、なおも進む打上げ準備。隅のご隠居(この人にもきっともの凄い正体があるんだろうな…)の英断で打上げは風来長屋から、そして銀次郎のフォローで赤井様もそろばん踊りで釘付けにされ――ここでそろばん踊りが再登場するとは、まったくもって油断が出来ないというか無駄がない脚本というか――この辺りの賑やかでテンポのよい展開は、やっぱり舞台譲りだなと感じさせられます。

 そしてついにイグニッション&リフトオフと思いきや、ソラは花火の先に載っけた御輿に乗って月に行くと言い、清吉を驚かせます。考えてみれば、視聴者である我々はともかく、清吉にとってソラの願いは、月まで届く花火が見たい、ということであって、月に行きたいってのは意識の範囲外にあったわけですが――そのすれ違いを、打上げ直前の高揚感と緊迫感に絡めて見せた演出はうまいものだと思います。
 にしてもソラは火薬の調合はできるのに御輿の強度計算できないのはいかがなものか…ごめん、書いてから無茶言ってると思った。

 …そして、そんなこんなで打ち上がった花火は、月には遠く届かず爆発…フィクションとはいえ、何度見てもロケットが途中で爆発するのはイヤですねえ。

 と――次回予告に登場したあの犯罪的に濃いお方はやっぱり…いやむしろ当然…ていうかじゅんさんのインパクトに気を取られてたけど、もうあれ予告でもなんでもねえよ! 次回が超楽しみ!


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関連サイト
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 そんなこんなで第4話。銀さん敵になったんじゃねーのかよ!なお話。  火薬の調合をするからと、ソラが仕事場に入ってこないように木に縛り付ける清吉。それを見てあらぬ想像をめぐらす駿平。つーか木に縛り付けるっ... [続きを読む]

受信: 2007.05.03 14:15

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