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2007.07.17

今週の「Y十M 柳生忍法帖」 沢庵説法地獄

 月曜日がお休みだったので土曜日発売だったヤンマガ最新号。でも更新が遅れてこの様…はともかく、今週の「Y十M 柳生忍法帖」は、前回ラストのおとねさんの衝撃も褪めやらぬまま、またもやおとねさんが大暴れです。

 フラフラと城門から外に出ようとするおとねさんの身体検査をしようとしたら、いきなり晒した玉の肌。確かに何も隠し持ってはいないことをアピールするには適した手段かもしれませんが、いきなり開始早々見開きでアッピールされては、見ているこちらが困ります。そして検査しようとした方も困った。
 それにしても前回のアレといい今回のコレといい、原作ではわずか数行でサラッと書かれた描写をここまでインパクトあるものにしてしまうとは、画の力というものの偉大さというものをまざまざと見せつけられた思いです。というかせがわ先生のエッチ。

 かと思えばおとねさん、おゆらさんと一緒の明成のところを訪れていきなりの接吻攻勢。大破倫のエロ大名も、さすがに後ろめたいのか、おゆらさんの目を気にして大慌てですが――当のおゆらさんはおとねさんがいる間ずっと水木漫画チックな糸目顔でだんまり。普段さんざん雪地獄の生け贄を交えてあんなだったりこんなだったりするであろうに、この反応は意外というかなんというか(いや、あれはおゆらさん承知の上だからOK、ということなのでしょう…)
 しかしこの二人…というよりおゆらから明成に対して愛情というものがあるのか否か、今更ながらに気になってきましたが、それはまあ今後の展開に関わってくるので言わない。

 さて、それ以上にヒドいのは沢庵和尚、ありがた~い仏様の話を聞かせてやろうと講話の押し売りです。はっきりとは描写されていないものの、その講話たるや、おそらくは沢庵和尚が腕によりをかけて(?)用意した、退屈極まりない上に長時間のものでしょうから、これは嫌がらせ以外の何物でもありません(沢庵和尚も体力ありそうだから、数時間のマラソン講話とかやりそうです)。
 何せ将軍家も帰依しているありがたいお坊様の講話ですからして、断ったり途中で寝たりしたらどんな後難がふりかかるやもしれず…いや、こんな嫌がらせ良く考えるなあと感心すると同時に、こればかりは明成に同情いたします。

 そんな嫌がらせの連発でゲンナリの明成にとって、さらにゲンナリなのは般若面の存在。前回、芦名衆に変装した般若面=十兵衛は、そのまま国境の番所に向かってそこを守る芦名衆を殲滅。しかし撫で斬りにされた芦名衆には申し訳ないですが、この時の見開き描写が実に格好良くて…これももちろん画の力。
 そして真・野呂万八と十兵衛があまりに似てなくて笑いました。

 と、そんなおっかない般若面が領外に出たとの報に、もう帰ってこないのではって言い出す明成はどんだけヘタレですか。
 しかし銅伯はその可能性を否定、さらに般若面再来の狼煙代わりに国境の芦名衆を使うと――すなわち、国境を守る彼らが斬られればそれは再来の証と――言い切ります。なるほど確実な手段ではありますが、しかし配下を見殺しにする、いや配下を捨て駒にするこの戦法の件、銅伯の酷薄な性格が出ているようで印象的な描写でした。

 しかしいい加減嫌がらせの連発に飽きてきたか、その銅伯がついに沢庵に対して「幻法 夢山彦」の使用を宣言したところで今回は〆。あの天衣無縫の沢庵を封じ、般若面を引きずり出すことに絶対の自信を見せる銅伯の、その秘術とは…と、気を持たせておいて再来週というのが何とも残念ですが、楽しみに待つとしましょう。

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