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2007.11.12

十二月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 つい先日まで秋っぽい日差しだと思っていたのに、気が付いてみればもうすっかり寒くなって参りました。今年最後のスケジュール、十二月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。

 小説(文庫)の方は…いきなりなんですがかなり不安な状況。今月に限らず、最近もの凄い勢いで伝奇ものが減っている感があります。やっぱり伝奇は売れないのか、このまま「信長だの深川だの」ばかりになってしまうのか…
 と、落ち込んでいても仕方ないので個人的に興味のあるタイトルを挙げれば、何と言っても気になるのは最近プチブレイク中の風野真知雄先生の「耳袋秘帖 新宿魔族殺人事件」。前回、「近年稀に見るしょっぺえタイトル」などと暴言を吐いたのがいけなかったのか(?)ガラリと趣を変えての新刊登場です。いや驚きました(ちなみに風野先生は「刺客が来る道」の初文庫化も嬉しいニュースです)。
 また、牧秀彦先生は「影侍」の続編と、今度は双葉文庫からの新刊が登場。うーん双葉文庫か…。そして、毎回さりげに面白い細谷正充氏による時代小説アンソロジーシリーズ「江戸の○○力」は、「江戸の鈍感力」が登場。微妙に旬を外した感もありますが、いつも以上に収録作品が予想できないタイトルに、何が飛び出してくるか楽しみです。
 その他、お馴染み異形コレクションは趣を変えて「ひとにぎりの異形」と題してごく短い作品を集めたものとなるとのこと。朝松健先生の室町ものが収録されるかと思います。そして文庫で刊行されていた「秘曲笑傲江湖」も第七巻で大団円。ラストの容赦のなさに引くがいい

 漫画の方では、むげにん「危機之介御免」「オヅヌ」といった長編の最新巻が登場。危機之介はこれでおしまいなのがなんとも残念…
 一方、新登場では「大帝の剣」のコミカライズが注目。しかし小説の連載といい映画のプッシュといいこれといい、一体エンブレはこの作品にいかなる思い入れがあるのか…

 そしてDVDの方では、「モノノ怪」の第三巻「のっぺらぼう」が発売。本放送時に感想・解釈が大いに分かれたエピソードだけに、DVDでじっくり観てみるのも良いでしょう。
 しかし十二月の注目DVDは、なんと言っても十二日に発売される東映の時代劇群。結構な本数ですが、しかしうちのサイト的には「十三人の刺客」「赤穂城断絶」、そして「柳生一族の陰謀」の三本でおなかいっぱいですよ! これで一人のクリスマスも寂しくないネ!(やだよそんなの…)
 あと、もう一体何回DVDが出ているかわからない「さくや妖怪伝」がまた発売されるのにワラタ(今回で五回目でした)。

 ゲームの方は、年末のリリースラッシュにもかかわらず、うちに関係がありそうなのはwiiの「ソウルキャリバーレジェンズ」のみというちょっと寂しい状況。しかしこの作品自体は大いに期待しているところです。今回は設定のみ膨大に用意されていたタキまわりのエピソードも色々出てきそうで楽しみです。御剣さんは相変わらずだな…

 というわけで、一足先に年末気分を味わいつつ、十二月の時代伝奇アイテム発売スケジュールでした。


 にしても最近一年中実話怪談本を出している竹書房ですが、クリスマス当日にも出すのは凄いなあ。しかもにしうらわさんのやつ。

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