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2007.11.27

今週の「Y十M 柳生忍法帖」 挑発も兵法なり

 格好良く見得を切ったと思えば妖怪じじいの忍法に敗れてしまった十兵衛。ツンぶり(というよりドSぶり)を発揮したおゆら様のおかげで(?)、一命は取り留めたものの、連れて行かれた先は…というところから始まる今週の「Y十M 柳生忍法帖」。徒手空拳よりなお悪い、ダルマ状態で牢屋チックな雪地獄に放り込まれてしまった十兵衛ですが――手も足も出せなければ口を、とばかりに銀四郎と虹七郎を口撃しまくりであります。

 刀を取って戦う代わりに口で攻撃というのは卑怯に思えるかもしれませんが、真剣勝負の場に於いては、相手を挑発して怒らせ、隙を作ったり自分に有利なシチュエーションにもっていくのも立派な兵法。
(思えば本作、沢庵和尚といい七人の坊さんといい、この「兵法」に長けた人ばかりだな…)

 しかもこの場合、キレやすい若者には普通の挑発、外道とはいえ剣客の端くれに対しては相手の自尊心をくすぐるという――もっとも、こちらは多分に本心だと思いますが――使い分けも巧みで、いやはや十兵衛先生は兵法巧者です。

 もっとも、江戸の花地獄からも生還したんだからここからも脱出してみせるぜ(意訳)、というのは、けっこう仮面に助けてもらった人が言うことではないと思いますが…


 何はともあれ、さんざんに挑発されながらも、ほりにょの居所は聞き出さねばならず、おゆら様の言いつけもあって、かろうじてその場は抑えた二本槍。とりあえずその場はひきさがりますが、残されたのは十兵衛と無数の女性たちばかり。

 地獄とは言い条、花地獄と比べてもパッと見普通の牢獄で、特段恐ろしいことはなさそうにも見えますが…さてその真の姿は以下次号ということで。
(しかしこのペースだと、大変な場面で年越しになりそうな…)

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