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2007.12.07

荒山徹トークセッション 「朝鮮、柳生、そして…」 (おまけ)

トークセッションレポートの続きです。その一から読んで下さいね。

 …というわけで、分割しているとはいえこのブログ始まって以来の長大な記事になってしまいました(…なんか神無月さんの記事の方が面白いし)
 それはさておき――ご覧いただければおわかりかと思いますが、荒山先生は基本的に素です。荒山先生だけはガチ。
 あまりにもネット上で我々ファンが想像していた荒山先生像がそのまま具現化したような方で、逆に何だか不安になってきましたが、しかし噂に聞いていたとおり、非常にフレンドリーで丁寧な方でした。

 そしてお話の内容の方も、単に面白い部分だけでなく、作品の根底にある想いなど、作家性に関する非常に興味深い言及もあり、幅の広い内容を引き出した細谷氏の手腕にも感心いたしました。

 それにしても史実と小説の間にはラブがある、というのは神がかった名フレーズだと思います。伝奇ラブ! 何と素晴らしい言葉でしょう。

 最後に、他の方はたぶん知らない、私だけのおまけ(と思ったら神無月さんに書かれたw)
 終了直後に、細谷氏の紹介で荒山先生にご挨拶したのですが(その際「ああ「伝奇城」でご一緒した」とのお言葉に非常に驚いてしまいました)、思い切って質問しました。

三:ネットでの書評はご覧になっていますか?
荒:いえ、ネットはできないので

 なるほど、と安心したような残念な気持ちでいたら、横にいらした講談社の編集の方が

「三田さんのは時々プリントアウトして先生に渡していますから」


――オチがついたところでさようなら。そして先生ごめんなさい。

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コメント

すばらしいレポありがとうございます!
なんだか驚異の荒山パワー、読むだけで武者震いが止まらず、明日への伝奇力がわいてきますな。
こんな人が生まれ出てしまった奇跡。世界ってすばらしいですね! しかしガチとはねえ…ガチなのか。

投稿: 吉梨 | 2007.12.07 09:44

 はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。トークセッションは仕事の都合で行けなかったので、今回のレポートはかなり楽しませていただきました。ありがとうございます。

 しかし先生が、天然であそこまでできる人だとは……

投稿: どぶろく | 2007.12.07 15:43

ご無沙汰しております。某所の元1です。

レポートお疲れ様です。行けなかった身としては、読めば読むほど
「ああ行きたかった!」と思うようなすさまじい内容で、本当に感動しました。
まさか荒山先生がこうまで予想を超えてナチュラルに荒山先生の極みだったとは……脱帽です。
これからも先生の活躍が大いに期待されてなりません。

投稿: a-kubota | 2007.12.07 21:27

レポートありがとうございます。
遠方ゆえ参加できませんでしたが、こうして内容を知ることができただけでも幸せであります。しかし、いけなかったことがますます口惜しくなってきましたw

三田さんの言われている通り、作品から読み取れた、またはネット上で膨らみまくった作者像と、まさしく合致しているのには本気で驚きました。ここまで素だったとは・・・

そしてさらっと出てきた『柳生大作戦』に噴いた。

投稿: mura-bow | 2007.12.08 00:30

皆様こんばんは。やたらと長くなってしまいましたが、楽しんでいただけたようで何よりです。


皆様のコメントを拝見すると、「ナチュラル」「イメージ通りすぎ」ということになるかと思います。

…いや本当に、あまりに我々のイメージ通り過ぎたので、実は全部計算尽くでキャラを作っているのではないかといまだに半分本気で疑っています。


しかし、先生の朝鮮に対する愛は本物です。言葉の端々から、その想いが伝わってきました。
愛があってあれか、という気はしますが――


吉梨様:
伝奇ラブは今年聞いた中で一、二を争う名フレーズです

どぶろく様:
どうもはじめまして! そうおっしゃっていただけるととても嬉しいです

a-kubota様:
おお、お久しぶりです。すさまじい…そう、色々な方向にすさまじい内容でした

mura-bow様:
「柳生大作戦」、次の「KENZAN!」から連載だそうですが、これだけタイトルから内容がわからんのも珍しいですね

投稿: 三田主水 | 2007.12.08 01:41

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