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2007.12.16

一月の伝奇時代アイテム発売スケジュール

 もう来年の話をしても鬼が笑わない時期になってしまいました。平成も早20年、平成生まれの子供が成人式…と自分で書いていて暗い気持ちになってきましたが、それはそれとして新年早々発売されるのは様々な時代伝奇アイテム。というわけで一月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。

 ここしばらく、小説の方は低調な印象でしたが、一月は相当の豊作。上田秀人の勘定吟味役シリーズの新刊や柳蒼二郎の「元禄忍法帖」(…は、版元からして「元禄魔伝」の文庫化かしら)をはじめ、文庫化でも先日うちのサイトで年表に掲載したばかりの菊地秀行「逢魔が源内」や中島かずきの小説版「髑髏城の七人」など注目の作品が発売されます。また、武侠小説では射雕三部作最後の作品「倚天屠龍記」が文庫化されます。

 しかし、何よりも注目すべきは加納一朗の「あやかし同心事件帖」の続編の登場!
 文庫書き下ろし時代小説の皮を被った本格時代ホラーという意表を突いたスタイルで(ごくごく)一部のファンを熱狂させたあの伝説の作品、あまりにカルトすぎてもはや続編は望めないかとなかば諦めていたあの作品の続編が読めるとは、新年早々、実に喜ばしいことです。
 …もしかしてこれで喜んでいるのは、私の他は芦川先生に細谷先生・笹川先生くらいではないかという気もヒシヒシとしますが、出てしまえばこっちのもの。全力で応援させていただきたいと思います。


 さて、ちょっと落ち着いて漫画の方ですがこちらも豊作で「Y十M 柳生忍法帖」に「九十九眠る しずめ」、先日終わっちゃった「極東綺譚」に、第一巻が各所で絶賛された「戦国戦術戦記LOBOS」まで――気づけば全部講談社で、もう音羽には足を向けて眠れません――楽しみな続巻ばかりです。
 続巻と言えば、色々と心配だったソノラマコミックスからは「雨柳堂夢話」が登場。雑誌掲載は現在お休み中ですが、こうしてまた会えるだけでも嬉しいお話です。

 映像作品では25日が大変なことに。「大江戸ロケット」「モノノ怪」「シグルイ」の時代アニメ三本の他、「東海道四谷怪談」などを収録した中川信夫の傑作選は出るわ市川雷蔵の「忍びの者」シリーズ全八作が出るわともの凄い物量です。
 ちなみにこの25日はいわば「モノノ怪」Dayとも言うべき日で、現在連載中の「化猫」の漫画版と、小説版「海坊主」も発売される予定なので、ファンは散財を覚悟のこと。私はもちろん覚悟済み。
 も一つ、これは純粋に時代ものではありませんが、「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」もソフト化されます。さすがに劇場には度胸がなくて行けなかったので、この機会に見たいと思っています。


 …ちなみに非時代ものとしては、「魔界都市<新宿>」(not 魔界都市ブルース)の新作が発売されるとのこと。この調子で漫画版もまたやってくれませんかねえ(「魔界都市ハンター」がバイブルの一つであるところのワシ的に)

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