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2008.01.30

今週の「Y十M 柳生忍法帖」 仇討ち戦急展開?

 なんだか随分間が空いた気がする「Y十M 柳生忍法帖」、前回のラストでは、空気読めないバカ殿に、遂に十兵衛の一刀が! というところまで。
 十兵衛が斬ったのは、もちろんバカ殿本体ではなかったものの、何というか、その男性として大事な部分…会津四十万石を棒に振るよりいいだろう、と相変わらず怒りマーク付きの十兵衛は吐き捨てますが、その、棒が…いや何でもありません。

 しかし、般若侠でも十兵衛先生でもなく、天下の素浪人、一個の剣士となっての十兵衛はやはり実に格好良いですし力強い。表情も実に活き活きとしているように感じられます。
 こんな十兵衛を相手にした報いがこんな形で回ってきて、いかに悪逆非道のバカ殿とはいえ、さすがにちょっと同情しないでもありません。

 さて、手当もしないまま、明成を人質にして雪地獄から脱出した十兵衛。
 色々あったけども敵地での戦いは十兵衛の逆転勝ちと思いきや、ここでまたアクシデント――十兵衛先生から三日間連絡がなかったことを心配した五人のほりにょが、なんと自分たちの身と引き替えに十兵衛の解放を訴え出たのでありました。

 この三日間、どれだけ彼女らが煩悶したかは、誠に失礼ながら微妙にスマートになったようにも見えるお鳥さんの姿を見るに想像できるところ。愚かと言えば愚かな行動かもしれませんが、大事な人を失うことの恐ろしさを知っている彼女たちにとってみれば、これもまた無理もない行動ではあります。
 …まあ、その間十兵衛先生は膝枕とかマッサージとかあともっと大変なこととか、色々してもらっていたんだけどな!

 まあ、十兵衛が捕まっていたときならば知らず、丁度脱出してきたところに行き当たったのは天の配剤。ここで一気に残る二本槍に仇討ち戦という急展開で、なんだか打ち切り直前みたいな空気になってきましたが(失礼な)…そこで銅伯が、それまで押さえていたおゆら様をなぜか解放。
 獣心香の効力下にあって何だかもう筆舌に尽くしがたい表情のおゆら様が、この状況に変化を起こすのか。なんかもう久々に登場したのにおゆら様一人に全部持って行かれそうなほりにょたちの運命ともども、次回に期待です。

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