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2008.03.28

四月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 もうすっかり桜の芽も膨らんで春目前。四月は出会いと別れの季節、古い世界を離れて新しい世界に飛び込む季節…まあ、時代劇はどっちかというと古い世界ですが、その中にも新しいモノは色々あるんです、と無理矢理まとめて、四月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。

 ここのところかなり低調だった文庫の時代伝奇小説ですが、四月は新作旧作合わせてなかなかの豊作。
 光文社文庫と並んで伝奇者の数少ない希望の星である徳間文庫からは、上田秀人先生の「織江緋之介見参」シリーズの最新作と、柳蒼二郎先生の「秘伝 元禄血風の陣」(これ、「元禄魔伝」の文庫化かしら)が登場。また、この二人に並ぶ時代伝奇の旗手・米村圭伍先生は幻冬舎文庫から「大江戸チャーリーズエンジェル」…ってこれはどう考えても「紅無威おとめ組 かるわざ小蝶」文庫化なのでしょうが、しかしまあ思い切ったタイトルだなあ。

 また、講談社文庫からは、以前予告が出たものの延期となっていた小説版「髑髏城の七人」が登場。講談社は講談社でもランダムハウス講談社からは「運命峠」「忍者からす」と柴錬先生の名作が…ってこれは新レーベルなのかしら。
 新レーベルといえば、竹書房時代文庫から風野真知雄先生の「正雪の虎(仮)」なる作品が登場(伝奇ものかどうかわかりませんが…)。なんだかすっかり切り込み隊長的スタンスです。

 も一つ、中国ものでは、誰がなんと言おうとワシは応援するもんね、の「マーベラス・ツインズ」第三巻が登場。
 また、一年以上にわたり刊行されてきた文庫版の北方水滸伝も遂に完結。「替天行道 北方水滸伝読本」も同時発売です。取り上げよう取り上げようと思いつつしないで来てしまいましたが、水滸伝ファンブログ(え 的にはそろそろきちんと取り上げますかね。

 さて、漫画の方もなかなか充実。「Y十M」「ヒメガミ」「オヅヌ」「ぼんたん!!」と、楽しみな作品の続巻が次々と登場。さらに、コミカル時代SFの快作「MISTERジパング」が文庫版で刊行開始されます。
 また、「原作愛蔵版 伊賀の影丸」も刊行開始ですのでマニアはどうぞ。

 映像ソフトとしては、なんと言っても「ストレンヂア 無皇刃譚」に注目。また旧作としては、東映から「神州天馬侠」を初めとして吉川英治先生の伝奇ものが四作品八本も発売されてちょっとびっくり。
 中国ものでは、名作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズ初期三作の他、「スウォーズマン 剣士列伝」「迎春閣之風波」と新旧の名作が再販されます。
 そうそう、何故か一部でしか流通していなかった「カムイの剣」もちゃんと発売されるようです。

 最後にゲーム。もう知らんから好きにしなさい、というより「三国志」「西遊記」と来てもう一つ忘れちゃいませんか!? の「無双OROCHI 魔王再臨」はさておき、個人的に最も注目すべきは「学研M文庫presents ものしり江戸名人」。戦国ものの次は江戸、というのはわかりますが、学研M文庫ですよ! 一体誰をターゲットとしているのでしょう。もちろん私は絶対買いますが。また、実用系統ではロケカンお得意の検定ソフト「歴史能力検定協会公認 山川出版社監修 歴検DS」も要チェックかも。


 そして恒例(?)、時代伝奇以外のおすすめは、廉価版で登場のPS2「九龍妖魔學園紀 再装填(re:charge)」。トレジャーハンターが《転校生》するジュヴナイル伝奇の名品を、未プレイの人は是非、是非この機会に! いやほんと、本当に面白いから!

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