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2008.06.19

「魔人ハンターミツルギ」 第10話「悪魔の使者 サソリ怪獣!」

 サソリ軍団らの手により、老人と数人の子供たちを残して壊滅した宿場。復讐に燃える子供たちは、里に伝わる強力な毒の材料を手に入れるため山に向かうが、サソリ軍団に捕まってしまう。さらに子供たちを人質に取られ、捕らえられる三兄弟。処刑台にかけられ、「智」の剣を折られてしまう三兄弟だが、銀河の術で剣は復活。巨大神ミツルギと怪獣カブトンが戦いを繰り広げる中、恨みの込められた毒がカブトンの頭を直撃、ミツルギにより止めをさされるのだった。

○いきなり子供たちをさらっていくサソリ忍者たち。今回の隊長は…地獄の道化師チックというかなんというか。そして子供を求めて山狩りする大人たちをカブトンが襲撃。口からの炎で村人全滅…人死にすぎです。隊長、自分のこと「バチバチ」って名乗った?

○惨劇の噂を聞きつけて廃墟と化した宿場を訪れた三兄弟。そこで彼らを待ち受ける怪しい影…は、子供たち? しかしいきなり手榴弾を叩き込もうとする三兄弟コワス

○生き残りの口から語られる惨劇の真相。宿場を滅ぼしたのは、サソリ軍団に娘を殺されたのを、宿場の者の仕業と思いこんだ領主の手の者だった! …ある意味、今回最大の衝撃です。

○三兄弟の登場に、分別らしく復讐をあきらめようとする爺さんですが、子供たちはそれを拒否。岩をも溶かす強力な毒の力で復讐を…って、爺さんが状況説明しているうちに子供二人は毒草を求めて山へ。

○月光を残し、子供たちを助けに行く銀河と彗星。その頃速攻で見つかった子供たちはサソリ忍者に捕らえられて…って、何も考えずに毒の壷を配下の方に投げて全滅させちゃう隊長アホス

○江戸に進路を取るカブトン。それにしても毎回毎回江戸を狙って、魔人様のお上りさん根性にも困ったものよ…そして将軍様から理不尽に怒られる半蔵が本当に哀れ(ちなみに今回の出番はこれだけ)

○罠だらけの窪地に捕らえられた子供たちを颯爽と助けに現れる銀河たち。しかし罠に気をつけろ、って言った次の瞬間に足を罠に挟まれるのはいかがなものか。

○とりあえず子供たちを、本当に人を石に化してしまう化石の術で逃がす銀河たち。身動き取れないところを火矢で撃たれるも、忍法抜け殻の術で逃げる二人。完全に喰らってから術を使っているんですが…ちなみにこの後の乱戦で、サソリ隊長も同じ術を披露。なかなかやります。

○助けられた子供たちは偶然毒草を発見。宿場に戻って毒を作り始めますが、宿場に残っていた子供たち二人が、意味ありげな表情を…

○相変わらず乱闘を続ける銀河たちとサソリ忍者。銀河兄さん、念力か何かでサソリ数人を集めて紐で縛り、木に変えて火を付けるというわけのわからない術をさりげなく使います(本当に意味不明)。そこに響き渡る魔人様の声。「徹底的な馬鹿者めが!」徹底的キタコレ!

○やっぱり子供に化けていたサソリ忍者(いつの間に!) さらに無数に忍者が現れ、一人戦う月光は金属の輪で戸板に張り付けにされてしまいます。隙を見計らって隊長に毒をかけようとした爺さんは、見破られて自分で毒を被ってしまい、いやな感じにドロドロに溶けてしまうのでした。

○江戸の井戸という井戸に毒を投げ込もうとする隊長。戻ってきた銀河たちを欺こうと忍者たちは月光らに変装、お茶と見せかけて毒を飲まそうとするも…天井に思いっきり本物の子供がぶらさがってたもんだから一発で見破られ、毒をニセ月光の顔面に(って本物が操られていたらどうする気だったのだ兄さん)

○月光を人質に取られて捕らえられる一同。それどころか、隊長によって銀河の「智」の剣が折られてしまった! これではミツルギに変身できない! そしてカブトンが迫る…

○と、ここで銀河の念力が…って、ちょっと目を疑う衝撃映像が。折られた刀身と柄、それぞれにかぎ爪付きの足が二本生えて歩き出して…いや、その剣生きてたのか!? もうおっかなくて剣を直視できないよ! とか言っているうちに剣は繋ぎ合わさって復活。

○念力で剣を操って脱出した三兄弟、今こそ(キモイ剣を使って)変身だ! が、低い姿勢からのカブトンのタックルをもろにくらって無様に転倒。ミツルギのピンチに、年長の少年が毒の壷をミツルギにパス! 何か壷が巨大化した気がするけど気にしない!(しかし少年はサソリ忍者に殺されてしまうのでした…)

○執念の毒をカブトンの顔面に叩きつけるミツルギ。跡形もなく顔は溶け去りますが…カブトン、いきなり仕込み杖を取り出して座頭市の真似。しかも岩を斬ったらその中から徳利が出てきて、それをミツルギに投げ上げて斬ると大爆発…もうわけがわかりません。

○そんな理不尽コントにつき合わないミツルギは、火炎弾でカブトンをガチに瞬殺。逃げる隊長にも火炎弾です。よほど怒っていたんだろうなあ…

○そして生き残りは子供二人…仇は取ったものの寂しさが残ります。


 冷静に考えるとこれまでのエピソードの中でも一、二を争うくらい陰惨なストーリー(まさか宿場を滅ぼしたのが人間自身だったとは…)の一方で、目を疑う(というかスタッフの頭を疑う)ようなナンセンスシーンが随所に挟まれるという、不可思議極まりないお話。普通、クライマックスで子供が命がけで渡した――そして今回の物語のキーアイテムである――毒薬が炸裂してフィニッシュと思いきや、その後に頭を無くした怪獣が座頭市ごっこって…
 それにしても恐ろしかった足の生えたミツルギの剣。あれ、剣に見せかけた寄生生物かなんかじゃないだろうか。巨大神ミツルギの合体変身も、何だかおぞましく見えてくるから困る。


<今回の怪獣>
カブトン
 四本足の甲虫に三日月の兜飾りとカツラをつけたような姿の怪獣。口からの炎を武器とし、固い体で鉄砲もはじき返す。顔が無くなっても行動可能で、どこからか取り出した仕込み杖で座頭市ごっこを披露した。人間(特に子供)の血が好物。


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