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2009.01.20

「無限の住人」 第四幕「天才」

 またずいぶん間隔が開いてしまいましたが、アニメ「無限の住人」の第四話であります。今回は絵師にして剣士にして隠密という怪人(?)宗理先生の登場篇「天才」です。

 内容的には、原作の宗理先生登場回とほとんど変わらぬ内容だったこのエピソード。
 とはいえ、冒頭に隠れて西洋画を観賞する集会を襲撃、参加者を皆殺しにする宗理先生というオリジナルのシーンが挿入され、宗理先生の難儀なキャラクターがちょっと補強されて描かれた印象です。そもそも何で西洋画を見ていただけであそこまでバッサリとやられなければいけないのだとか、忍び目付があそこまでやる権限はあるのか、など、ツッコミどころは色々とあるのですが、返り血を受けた状態で西洋画を見て、ポゥっとなっている宗理先生はなかなかの変態ぶりだったので良しとします。

 その宗理先生の声を当てるのは、名優・関俊彦氏。もちろんクールな方の声ですが、これがまた宗理のひねくれたキャラクターに実に良くマッチしていたと思います。
 凛に助太刀を頼まれて、滔々と自分の立場を述べるシーンと、その後の万次との問答は、ある意味今回のハイライトかもしれません(にしても冷静に考えるとこの人、不死力解明編の綾目歩蘭人と、頭の中身はあんまり変わりませんな…)


 そして後半に展開されるのは、逸刀流の刺客たちとの緊張があるんだかないんだかわからないチャンバラ。これは原作からしてこういう演出だったせいもありますが、その前の宗理の長科白といい、頭の悪い逸刀流剣士といい、妙にコミカルな展開といい、「無限の住人」のある側面を明快に示しているエピソードで、この辺のノリは、アニメにするにはむしろ丁度良かったのだなあ、と妙なところで感心してしまいました。

 ちなみにラストには天津が登場、逸刀流の流儀を破って一対多数で万次たちを襲った剣士に制裁を加えるという再びのオリジナルシーンが付け加えられていますが、これはちょっと蛇足だったかな…という気がしないでもありません。逸刀流のポリシーと天津の強さをアピールするという狙いはわかるのですが、ね。


関連サイト
 公式サイト


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 無限の住人

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