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2009.03.05

魔人ハンターミツルギ 第12話「サソリ軍団全滅作戦」

 次々と幕府の要人を暗殺するサソリ軍団。これに挑む三兄弟の前に出現したマグネッシーは、強力な磁力でミツルギの短刀を引き寄せ、変身不可能としてしまう。この絶体絶命の危機に、一族の長老・道半は、自らを犠牲にしつつ、第二の守護神・黄金の仏像を甦らせる。その力で怪獣を粉砕したミツルギは、残る魔人サソリも打ち倒したのだった。

・突然欠ける月。月の軌道が狂い始めたのだ! 魔人サソリの陰謀の予感に振るえる三兄弟ですが…(この後結局月については触れられることなし)

・怪しげな笛の音と共に、何故か肩が凝った幕府老中・本多。ちょうど通りかかった按摩を屋敷に導き入れますが…肩を揉みながら、怪しい表情を見せる按摩。その手が老中の首筋に走り、首に赤いサソリの印を残して老中は絶命…前回に続き、今回も盲人が悪人とは!

・マグネッシーの磁力に短刀を奪われかける三兄弟。変身を封じられた三兄弟は、長老から、必死の祈りによって出現するという第二の守護神・黄金の仏像の伝説を聞かされます。

・半蔵の配下が警護につくも、あっさりと蹴散らされ、拉致される土屋老中と本多老中の息子。ちなみにこの時のサソリ按摩の殺陣がやたら動きがいいのが目を引きます。

・その後を追う銀河と彗星は、一瞬相手の時間を止めるという反則技をさりげなく使って人質と入れ替わり、サソリ軍団を一掃。

・赤いサソリに変じたサソリ按摩に手裏剣を命中させる銀河。さらに抜き身の短刀を下の地面に立てて、人間体に戻って落ちてきたら突き刺さるようにしておく兄さんマジ鬼畜。

・そこに最強の怪獣マグネッシー出現。全く威厳のないひょろっちい体ながら、発する磁力で周囲の金属を次々と引き寄せます。ミツルギの短刀までも引き寄せられては変身が不可能になってしまうと必死に抗う三兄弟ですが…

・その戦いの最中、黄金の仏像を復活させるべく必死に祈る道半長老。あまりに必死すぎて、その祈りの様は完全にギャグの域に…

・ついに耐えきれず短刀もろとも三兄弟は宙へ。無駄に長い飛行シーンの後、天から稲妻を落とす稲妻の術で怪獣をひるませ、何とか解放されます。

・すかさず変身、巨大神ミツルギの登場ですが、むしろミツルギの方が全身金属(間抜けだ…)。あばばばばかでっていうのAAのようなふざけた顔と格好で走り回るマグネッシーに引きずり回されます。でもこの時の抗うミツルギの特撮はなかなか良くできていたり。

・そんな中、ついに道半の祈りが通じ、地中からズモモモモと黄金仏出現! 力つきた道半は地に伏して、爆発(本当)。

・ついに剣と盾も奪われて絶体絶命のミツルギ。そこに出現した黄金仏はあっさりと磁力をカットして武器を奪い返し、勢いに乗ったミツルギも怪獣をあっさり粉砕。

・そこでアップの魔人サソリに、後ろから飛び出してくる魔人の全体像が何度も重なるという謎の演出。魔人さまの力が奪われたことを表現したかったのか?

・変身を解いた三兄弟の前に、魔人さまがついに出現。…手下も連れずにたった一人で。しかしその変な超能力は三兄弟を火炎に包み、苦しめます。

・しかしそこに再び仏様が出現。その眼光は魔人さまの超能力を打ち破り、逆に魔人さまを炎に包みます。そこで「苦しめ! もっと苦しめ!」と叫ぶ銀河兄さんやっぱり鬼畜。

・とどめの手榴弾攻撃に吹き飛ぶ魔人サソリ…何はともあれ悪は滅び、ついに平和が!

・長老の墓に手を合わせ、半蔵に別れを告げて何処かへ去っていく三兄弟。しかし悪が再び現れたときは、再び平和のために立ち上がってくれるだろう…(完)


 ドシリアスな前回から一変、最終回だというのに緊迫というより爆笑ムードとなってしまった今回。
 いきなり最後の怪獣、というのは昔の特撮によくあったのでいいとして、味方側も唐突に一族の第二の守護神の設定が登場(これもまあよくある)。

 その後の展開は、「本人は真面目にやっているのかもしれないけれども、端から見るとギャグそのもの」という困ったシーンの連続で、悪の首領を手榴弾で爆殺という、時代劇としてそれはどうなのかしら的結末に至って、一体自分は何を見ていたんだろう…とハッと我に返りました。

 しかしこの何とも困った展開も、確かに「ミツルギ」の味わいの一つ。それが最終回にふさわしいかどうかはともかくとして、楽しめたのは間違いないのですから…
(次回、本作全体を通しての感想を書きます。)


今回の怪獣
マグネッシー

 魔人サソリが全知全能を傾けて生み出した最後にして最強の怪獣。目が可愛い恐竜っぽい外見だが、全身から発する強力な磁気で金属を吸い寄せ、吸収してしまう。ミツルギの短剣、さらに巨大神ミツルギの剣や盾、さらにミツルギ本体までも吸い寄せてしまうが、ミツルギ一族第二の守護神・黄金の仏像の力で力を封じられ、火炎弾で粉砕された。


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