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2009.09.26

「変身忍者嵐」第03話 「呪いの妖気! オニビマムシ!!」

 化身忍者・オニビマムシは、小田原城の武器弾薬を奪うため、城主の大久保能登守に催眠術で北条氏直の亡霊を見せて脅しつける。偶然オニビマムシの姿を目撃した少年・源太を助けたことで血車党の暗躍を知ったハヤテたちだが、亡霊に怯えた能登守は、武器弾薬を差し出してしまう。引き取り場所のまむし神社に駆けつけたハヤテとタツマキは、ツムジを人質に取られて苦戦しながらも、オニビマムシを倒して血車党の野望を阻むのだった。

 さて、大変な間が空きましたが「変身忍者嵐」の第03話であります。
 今回の舞台となるのは小田原城下。何だかいつもどこかの村を襲撃している印象のある血車党ですが、今回はちょっと珍しい舞台かもしれません。

 その小田原城下で繰り広げられるのは、小田原城に蓄えられた武器弾薬を巡る攻防戦。何でまた血車党が小田原城に目を付けたのかわかりませんが、その任を任せられたのは、蛇の能力を持つ化身忍者・オニビマムシ。僧衣をまとったヘビ頭の男、というデザインはシンプルといえばシンプルですが、頭部の造形の出来がなかなか良いため、僧衣とのミスマッチに強烈な異形感があって実にいい感じです。

 …もっとも、こいつの化身忍者としての実力はちょっと疑問符で、城から武器弾薬を奪うのに、わざわざ北条氏直の亡霊(と名乗る人体標本のガイコツ)を繰り出して騒ぎを大きくするのは忍者としていかがなものかと。城から抜け出すところを源太や見回りの侍に発見されまくっていましたし。

 ただ、使う術のバリエーションはかなり豊富で、忍者ヒーローものの悪役としては合格点。特に、蛇の脱皮能力を元にした空蝉の術&分身の術とも言うべき血車忍法「蛇ぬけがら」は、理屈的にはどうかと思いますが、かなり強力な技だったと思います。
 それに抗する嵐の技は、いつもの秘剣影うつしですが、刀身に反射させた光で相手の目を眩ますという卑怯くさい技の本体はさておき、その刀身にオニビマムシを映して本体を見破るという使用法には、それなりに説得力があったかと思います。

 ちなみに、今回登場してみっともなくガイコツに震え上がっていた大久保能登守ですが、小田原大久保家に能登守は存在しないため、時期的に考えれば出羽守・加賀守だった大久保忠朝がモデルなのでしょう。
 にしても、乱戦の中のの不可抗力とはいえ、台車一台分火薬を吹っ飛ばしているのですが、おとがめないのかしら…


 なお、タツマキは今回初めて嵐の正体がハヤテと知ったわけですが、むしろ「今まで知らなかったの?」感の方が大きいのがなんとも。しかし、オニビマムシに臆せず真っ正面から勝負を挑んだ姿は格好良かったのです(オニビマムシとの綱引きに負けて自分の撒いたマキビシ踏みそうになったり、骸骨丸の血車忍法「車縛り」で、だっせえミニチュアになって荷車もろとも捕られたりしましたが…)。


<今回の化身忍者>
オニビマムシ

 蛇の能力を持つ化身忍者。反対側に火を吐く蛇の頭がついた槍(配下も同じ槍を使用)を武器とする蛇面僧形の男。小田原城の武器弾薬を奪おうとしたが、嵐の秘剣影うつしで本体を見破られ、倒された。
 口から火を吐くほか、相手に悪夢を見せて従わせる「催眠夢あやつり」、自在に相手の攻撃を分身してかわし、さらにその分身を操る「蛇ぬけがら」、嗅いだものを眠らせる煙を流す「毒流し」、布状のものを上に敷いて相手のマキビシを無効化する「マキビシ渡り」、意識を失った相手を自在に操る「鬼火操り」など、多彩な血車忍法を操る。

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