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2009.09.08

「白獅子仮面」 第13話「輝け! 白獅子の星」

 火焔大魔王は、これまで倒された妖怪たちを復活させ、江戸中で暴れ回らせる。大岡邸を襲撃した妖怪軍団を迎え撃つ兵馬だが、深手を負い、越前を連れ去られてしまう。兵馬は最後の力で白獅子仮面に変身、火焔大魔王の本拠地に乗り込み、越前を救出する。一騎打ちの果てに白獅子仮面と火焔大魔王は相討ちとなり、皆は夜空を見上げて白獅子仮面と兵馬を想うのだった。

 ついに最終回の「白獅子仮面」。昔の特撮とはいえ、ずいぶん急展開ではあります。
 もっとも内容的には、最終回らしくというべきか、狼仮面・カラカサ小僧・一ツ目・コウモリ男・河童の五大妖怪が、再生妖怪軍団として登場。
 冒頭の江戸襲撃シーンは過去回のバンクなのですが、編集がなかなかうまいため、かなりの迫力があります。

 さらに、これは新撮の兵馬らとの対決シーンでは、カラカサが地面を転がって兵馬の足を掬ったり、河童が舟で逃げた田所たちを水中から襲撃したりと、なかなからしい活躍があったのが嬉しいところです(特に河童は、主役回の時よりも河童らしい活躍だったのでは…)

 まあ結局お話的にはいつもの大岡越前抹殺計画になるのですが、越前も覚悟の白装束で妖怪軍団を迎え撃つ!…と思わせておいて、仕掛けた火薬に火を付けて一網打尽…と思わせておいて、一度死んで甦ったので二度とは死なないというヒドイ理由で妖怪軍団は健在、という二転三転する展開。
 さらにそこからの兵馬・越前・縫vs妖怪軍団の戦いは、ある意味今回のハイライトで、複数対複数で入り乱れての決戦は、なかなかの見応えであります。

 しかし健闘空しく兵馬は敗れ、越前はとらわれの身に…しかし、わざわざ本拠地に連行したおかげで、白獅子仮面に突撃されるという不始末。
 もっとも、これは、本拠地知らないはずなのにいきなり突っ込んでくる白獅子仮面が反則なのでしょう(越前の存在を察知してきたのかな)。

 そして白獅子仮面は、まさにちぎっては投げという感じで次々と妖怪軍団を本拠地の血の池地獄に叩き込んで、あっと言う間に粉砕。。
(この時、コウモリ男の剣を素手で受け止めてギリギリと押し返す描写が格好良いのです。無表情な白獅子仮面ならではの名シーン?)
 残るは火焔大魔王のみ、最後の一騎打ちは、岩をも砕く怪光線を食らいはしたものの、しっかり一太刀浴びせて白獅子仮面の完勝! と思いきや、二人揃って地の底に落ち、そこで爆発…えええっ!?

 普通だったら、大魔王を封じるために己の身を挺して、というところですが、映像を見るとどう考えても大魔王に巻き添えを食らわされたという印象で――かなりしょんぼりな結末です。

 さらにラストシーンでは、夜空を見上げて兵馬を偲ぶ縫・田所&一平に対し、越前が「兵馬はお前たちの心の中に生きている」などと言い出して――バカバカ、越前のバカ、完全に死亡フラグを立てるな!
 そして夜空に兵馬の顔(…の前に白獅子仮面の不機嫌なツラ)というベタ過ぎる演出で、ああ、本当に死んじゃったんだなあ…と空しい想いを抱えつつ、白獅子仮面完結であります。


<今回の妖怪>
火焔大魔王

 江戸を悪の世界にするため、闇に隠れて暗躍する怪人。数々の神通力を持ち、白獅子仮面との対決では風を起こした。武器は切っ先から岩をも砕く光線を出す(というより先についた鏡で反射した光を破壊光線に変えている?)剣
 大岡越前を追ってきた白獅子仮面と本拠地で対決して敗北、白獅子仮面と共に爆発に消える。

再生妖怪軍団
 火焔大魔王が再生させた狼仮面・カラカサ小僧・一ツ目・コウモリ男・河童。大魔王の命により江戸中を襲撃し、大岡越前を本拠地に攫った。
 一度死んだ身のため二度と死なないと自称するが、白獅子仮面に本拠地の血の池地獄に叩き込まれた(カラカサ小僧のみ、ミサイルとなったのをかわされて自爆)。


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