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2009.10.25

「変身忍者嵐」第13話 「オバケクラゲだ! 血車潜水艦だ!!」

 クック島で新型爆弾を手に入れ、血車潜水艦で日本に輸送する血車党。上陸予定の勝浦を襲撃した化身忍者オバケクラゲは村人を次々と毒で固めてしまうが、唯一解毒剤を持っていた母子に逃げられてしまう。一度は母子を助けたハヤテたちだが、再び母子を捕らわれてしまう。母子を追うハヤテたちは、罠の仕掛けられた洞窟を抜け、オバケクラゲを追い詰める。潜水艦に逃れたオバケクラゲだが、嵐の攻撃の衝撃に爆弾が爆発、潜水艦もろとも滅びるのだった。

 どんどん飛ばして第13話、登場する化身忍者オバケクラゲの妙なキャラクターが印象的なエピソードであります。
 何しろこのオバケクラゲ、南洋クック島。なぜか南洋!? と驚きますが、血車党は西洋妖怪とも手を組んでいたりする(のが番組後半でわかる)ので、まあ不思議ではないのでしょう…
 そして冒頭で日本に帰るオバケクラゲ、行きがけの駄賃に島民全滅とかやらかすのかと思いきや…やったことは肌も露わな地元のお姉ちゃんを襲う(というか抱きつく)という腰砕けぶり。骸骨丸にも止められてやんの。

 後にカスミを鎖で捕らえた際には、縛り上げたカスミに「お前たちは人形になって、血車党の慰みものになるのだ!」という問題発言。もうこいつはこういうキャラだとしか思えません。
(ちなみに「お前たち」には直前に捕らわれたタツマキも含まれていると思われるのですが…タツマキも慰みものにしようという血車党恐るべし)

 自分の毒の解毒薬を浴びせかけられてひるんだり、水が切れると元気がなくなったりと(外道衆か!?)弱点が多い上に、嵐が秘剣影写しの体勢に入った途端に、潜水艦に逃げ込むというヘタレっぷりも印象的でありました。

 お話的には、新型爆弾と血車潜水艦という変化球こそあるものの、毎度「毎度の村人皆殺し→失敗してハヤテに見つかる」の泥縄ルーチン(というか毎回毎回結果的に先回り(?)しているハヤテたちの強運が異常)なのですが、オバケクラゲの悪目立ちする個性のおかげで、妙に印象に残るエピソードとなっていたため、今回取り上げた次第です。


 ちなみに、タイトルにもなっている血車潜水艦は…何というか、小さい頃にお風呂にプカプカ浮かべて遊んだアレ、という印象。
 艦首に大きな髑髏飾りがついた外輪式(?)潜水艦というのはなかなか面白いのですが、ライダーキック的姿勢のまま水中に飛び込むという違和感バリバリの嵐のキックを二発喰らった衝撃で、内部の新型爆弾が爆発、あっという間に消滅したのでありました。
 うーん…折角のテクノロジーがもったいない…か?


<今回の化身忍者>
オバケクラゲ

 クラゲの能力を持つ化身忍者。毒々しい色彩の巨大な頭部を持つ。左手の毒トゲは、刺した相手を人形のように固めてしまう毒を持ち、新型爆弾を運ぶ血車潜水艦の上陸地点である房州勝浦の村を襲い、村人を毒で固めた。体が乾くのが弱点。
 毒の他、分銅代わりに髑髏のついた鎖で相手の動きを封じる忍法「ドクロ鎖」を使うが、嵐には敵わず、追い詰められて血車潜水艦に逃げ込んだところに、新型爆弾の爆発に巻き込まれて爆死した。
 時々頭がピカピカ光るのが愉快。


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