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2010.01.11

「変身忍者嵐」 第26話「死ぬか嵐! 恐怖のスフィンクス!!」

 大魔神像の手がかりを求めて伊賀の里に向かうハヤテたち。だが、里に隠された忍者大秘巻を狙ってスフィンクスが一足早く里を襲撃、百地大仙人も呪いに倒れてしまう。百地の孫・千秋も捕らえられ、大魔神像の生け贄にされかけた時、嵐が見参。しかし、エジプトの呪いの箱に閉じこめられてしまう。さらに千秋を救った月の輪の前にはタランチュラが…果たして嵐と月の輪の運命は!?

 この回から、日本中の忍者を支配できるという忍者大秘巻を巡る争奪戦がスタート。その開幕を飾る前後編は、大御所をゲストに迎えて豪華な内容となっています。

 その大御所とは、嵐寛寿郎! 鞍馬天狗役で大活躍した、元祖時代劇ヒーローとも言うべきアラカンが、「嵐」に登場であります。
 本作では、伊賀の里の総帥であり、タツマキの師匠である百地大仙人役として出演。さすがに出番は少ないものの、タランチュラの操る毒蜘蛛を一喝で粉砕したり、スフィンクスの人間体を、素手で軽々と取り拉いでしまう姿は、さすがの一言です。

 ちなみにこのスフィンクスの人間体、えらく怪しくインパクトのある雲水(スフィンクスが雲水になるというセンスもたまらない)だと思ったら、これがまた演じるのは江見俊太郎。
 もうこの対決だけで、満足満足であります。

 と、今回はゲストのみならず、内容の方もかなりの盛り上がり。
 これまで嵐たちと共に戦ってきた伊賀忍者の本拠地攻略にふさわしく、西洋妖怪もスフィンクスとタランチュラの二人が登場します。

 特に第21話で名乗りを上げた西洋妖怪第一陣最後の一人・スフィンクスは、強力な呪いの力で伊賀忍者を一人で壊滅させ、下僕に変えた上、大仙人も人事不省に追い込んだ強敵。ラストでは全ての超能力を封じる呪いの箱に嵐を閉じこめて水底に葬ってしまうのですから…

 面構えこそものすごいおっさん顔ですが、マッシブなボディの造形も格好良く前後編を大いに盛り上げてくれそうです。
(何故か呪う時に和風の藁人形を用いるのはご愛敬)

 もっとも、その(たぶん)配下であるタランチュラの方は作中で一、二を争うくらいひどい造形なのですが、それはさておき、ラストで嵐と別行動を取った月の輪の前に立ちふさがるというのも実に燃える展開。

 必死に探していた大魔神像が、向こうからホイホイと姿を現してしまうという展開は何ですが、しかし、嵐たちの運命は、忍者大秘巻のゆくえは、二大西洋妖怪との決着はと、実に先の展開が気になってしまう理想的なヒキで次回に続きます。


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コメント

アラカンがゲスト出演。「宇宙刑事ギャバン」にジャンギャバンがゲスト出演した様なインパクトです。
変身忍者嵐の名の由来にもなった嵐寛寿郎と言えば鞍馬天狗、元祖マスクドライダーですね。
鞍馬山の天狗=迦楼羅=ガルーダ まさに嵐のモチーフでもあります。同じモチーフの特撮キャラと言えば、やはり烏天狗と武蔵坊弁慶をモチーフししたデネブ(仮面ライダー電王)がいます。ユウトを義経に見立てた上でのキャラでしょうか?
鞍馬天狗のパロディで頓馬天狗というのもありました、仮面ノリダーで原点ですね。

投稿: 特撮コメンテーター | 2010.06.02 20:26

言われてみればそうですね(笑)>ギャバンにジャンギャバン
さすがにヒーローの大先輩、見事な貫目でした。

デネブと弁慶の関係は、たぶん仰るとおりでしょうね。そう考えるとユウトの心中がちょっと興味深いかも…

投稿: 三田主水 | 2010.06.06 23:31

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