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2010.04.05

「変身忍者嵐」 第38話「謎の剣士月ノ輪の正体!!」

 魔神斎は、血車最強の忍者・鬼目の源十郎の二人の娘を人質に取り、嵐を倒させようとする。ツムジを捕らえ、ハヤテを決戦場の神社に誘き寄せる源十郎だが、嵐の前に敗れる。そこに血車党から逃れた娘たちが割って入るが、実は魔神斎は源十郎を殺し、入れ替わっていた。魔神斎は娘たちを人質に、ハヤテに天の巻を要求する。その天の巻を持つタツマキを襲う骸骨丸は月の輪に倒され、最後の息で月の輪の正体を見たいと望むが…

 ついに西洋妖怪編…というより化身忍者編のクライマックス。悪魔道人に嵐の相手を任せ、しばらく蚊帳の外だった魔神斎と骸骨丸が久々に登場です。
 骸骨丸は、大魔神像の足元潰されていましたが、魔神斎曰く「長年石の下で修行していた」とのことで…長年!?

 それはさておき、今回嵐の前に立ち塞がるのはこの二人ではなく、かつて血車党三百人(意外と少ない?)随一の忍者と呼ばれ、ハヤテの父・谷の鬼十の親友だったという抜け忍・鬼目の源十郎。
 かねてから魔神斎のやり方に反対し、二人の娘・カゲリとツユハのために血車党を抜けた源十郎ですが、今その娘たちを人質に取られ、ハヤテとの対決を余儀なくされるという展開であります。

 引退した戦士が、やむを得ぬ理由から復帰し、(主人公と)戦うというのは、エンターテイメントによくあるパターンですが、本作ではそれがおそらくは化身忍者よりも強いベテランの忍者という設定が嬉しい。しかも源十郎を演じるのは、大ベテラン・戸上城太郎であります。

 ――が、展開的にはどうにもしまらない今回。人質取っては逃げられ、また人質取られて…という展開の連続で、だんだんなんのために戦っているのかわからなくなってきます。
 源十郎が戦う理由である二人の娘は、冒頭で捕まったと思えばあっさり逃走に成功。
 その源十郎がハヤテを誘き寄せるために捕らえたツムジ(ここで源十郎が、ギニョルを片手に無表情に腹話術を使ってハヤテに呼びかけるシーンが妙にシュールでおかしい)は、ハヤテが到着する前にあっさり解放されます。
しかも源十郎、最大の目的である天の巻を持ってこいと言い忘れるチョンボ(これ、後で考えると本当に不思議)。
 そして終盤のどんでん返しでは、また娘二人が魔神斎に捕らわれて、ともう何が何だか。

 道中、下忍たちのしょぼい待ち伏せは見なかったことにして、さすがに源十郎と嵐(久々に変身シーンあり!)の対決は、生身ながら分身の術を駆使して源十郎が嵐を圧倒するのが実にらしくてよかったのですが…

 この後に今回最大の???が!
 源十郎、既に魔神斎に殺され、入れ替わられていました。

 …いや、自分が戦うんだったら、源十郎に化ける必要なかったじゃん(ハヤテの戦意を喪失させるためだったかもしれませんが、ハヤテ全然普通に戦ってたので意味なし)。

 そんなこんなで魔神斎の挑戦に応じ、地獄谷に向かうことになったハヤテたちですが、ここで
天の巻はこのとおりでござる! と懐から取り出した途端に骸骨丸に奪われるタツマキ
→次の瞬間ハヤテに刺された上に、追ってきた月の輪に叩き斬られる骸骨丸
という冗談みたいなテンポの展開で、もうお腹一杯…

 骸骨丸の最後の頼みで変身を解除する月の輪、その素顔は…というところでつづく!
 クライマックスにこんなノリで、大丈夫かな次回…あと、月の輪が前回ラストで来いって言ってた天狗岳はいずこに!?


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