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2010.06.07

「変身忍者嵐」 第47話「さらば嵐! 妖怪城に死す!!」(その一)

 助っ人に現れたタツマキの導きで妖怪城に向かうハヤテたち。だが、タツマキは悪魔道人に操られていた。捕らえられ、生け贄としてサタンの手で火あぶりにされるハヤテ。しかしハヤテは変身して道人を倒し、サタンを追って円盤に突入する。サタンを影写しで倒す嵐だが、サタンの本体は妖原子球だった。サタンを道連れに自爆する嵐――しかし、変身能力と引き替えにハヤテは生き延びた。呪いの解けた母と、ハヤテは固く抱き合うのだった(おわり)

 さあ、「変身忍者嵐」もついに最終回、嵐とサタンとの決戦が描かれることになるのですが…
 ここに来て新設定新事実の連発。決戦のカタルシスよりも後付け設定のインパクトに心を持って行かれるという恐ろしいことになってしまいました。

 前回ついに七つの鈴を揃え、妖怪城の場所を知ったハヤテたち。しかしさすがに敵の本拠だけあって、そこに至るには数々の罠が…
 空間が歪められ、同じ場所にループしてしまう道を避けて、頭上にかかった吊り橋を行けば、炎に包まれて橋が落ちる「火の橋」。
 次々と天から絵に描いたような稲妻が落ちてくる「雷の砦」(別に砦があるわけでもないのに砦というセンスは買います)。

 いずれもなかなかの難所ですが、空に投じたサイに雷を落としたら円盤までビリビリきてしまった(らしい)サタンさまったら…

 さて、一時退散したサタンは
、「我はサタン、大魔王。地の悪、空の呪い、全てはサタン。永遠の呪い、不滅の悪の下に、開けよ魔法陣。眠りし悪に命の炎を! サタンの名の下に、再び出でよ!」
と、えらく格好良い呪文で、魔法陣から再生妖怪軍団を作り出そうとするのですが…出てきたのは悪魔道人のみ。
 道人が語るに、魔法陣の中で五体健全だったのは自分のみ、ガンビームを喰らった妖怪は復活できなくなるらしいと…ってここでそんな大事な設定が!

 これはこれでなかなか面白い設定ですが、そんなことは早く言ってくれとサタン様は思っただろうなあ…

 さて、再生妖怪軍団の夢を砕かれたサタン様(俺も砕かれたよ!)が、道人に命じたのは、折良く/悪しく助っ人に駆けつけたタツマキと伊賀五人衆を配下にすること。
 その前に現れた棺の中から登場した悪魔道人は、いきなりハモニカ砲チックな怪兵器を乱射! もう妖術使いでも何でもないな…というのはさておき、忍びたちは一瞬にして倒れ、タツマキも腹が血だらけというショッキング映像。
 でも大丈夫、道人の魔弾を受けた者は道人の手足となる…というわけで、殺すための弾丸ではなかったようです。

 というわけで、最終回までこんな役のタツマキにハヤテが捕らえられ、ツムジやイタチたちは役立たずだからやっぱり捕らえられ、ハヤテは悪魔の祭りの生け贄に。
 いかにも怪人を再生させそうなネーミングですが、カミキリキッドの方は生け贄一人につき五体だったのに、こちらは全世界の妖怪が復活ともうやけくそなスケール。
 そんなありがたい祭りだったら早くやっておけば良かったのに…

 というツッコミはさておき、サタンの悪魔の祭りの生け贄とされ、ああハヤテ、サタンの放った地獄の炎の中で一巻の終わりか!?
 と、あっさり嵐に変身して脱出するハヤテ。「俺の体の中には兄・月の輪の命の炎が燃えているのだ!」って、また唐突な上によくわからない理屈です。
(そういえば火をつけられる前にハヤテが密教の呪文を唱えていたんですが、あれは意味があったのかしら)

 と、これから逆襲開始というところなのに、長くなりすぎたので続きます。


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コメント

「ガンビームを受けた妖怪は復活出来ない」という悪魔道人の台詞には何か残念さと勿体なさで力が抜ける気がしました。
折角なのだから再生復活妖怪軍団が見たかった!捏造系のマイナーで手頃な奴らを6体くらいチョイスして。
勿論、最後はガンビーム一発で一網打尽に爆死 でしょうけれど。
魔弾による操りみたいなまどろっこしい展開よりも、そちらの方が豪華だしファンも大喜びした筈ですよ。もっとも、ここまでくれば妖怪達も戦闘員である血車党の下忍同様の扱いの様なものでしょうけれど。

投稿: 特撮コメンテーター | 2010.06.07 21:42

設定としては納得がいくのですが、やっぱりもっと早く言ってくれれば…嵐がサタンの宿敵たり得る能力ですからね。

しかしやっぱり何のために出てきたかわからない伊賀五人衆より、再生(しなくてもいいけど)妖怪軍団みたかったですねえ…にぎやかしは大事ですよね

投稿: 三田主水 | 2010.06.08 00:26

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