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2010.07.03

「仮面の忍者赤影」アニメ版 第03話「狙われた黄金五十万両」

 堺の町に見物に出かけた青影と源之介。そこで何者からの手紙を受け取った青影は、影一族の集合場所である唐国屋で赤影とカラクリ富蔵に出会う。富蔵から、五十万両の黄金を積んだ南蛮商人カルロスの船が金目教に狙われていると聞かされた青影。しかし彼が金目教のやまぶきと戦っている間に、カルロスが八つ身の藤十郎に襲われる。そこに現れた赤影は藤十郎の分身の術を破り、カルロスを守り抜くのだった。

 舞台を堺に移して第三話であります。さすがに前二回とはパターンを変えて、今回の物語の中心となるのは、貿易で巨利を挙げた南蛮商人を狙う金目教と、赤影・青影の戦いであります。

 強面の眼帯、しかも声が大塚周夫という時点でどうみても悪役の幻妖斎は配下のくノ一・やまぶきに対しては、平等主義者的な顔で、貧しい人から暴利を貪る南蛮商人どもに天誅を! と焚きつけます。
 このやまぶきは、前回登場して、味方であるはずのガマ法師のバックアタックで殺された忍者・一剣の娘。
 赤影に一剣は殺されたというガマ法師の嘘を真に受けているのをいいことに、幻妖斎は、やまぶきの赤影への憎悪を煽ります。

 ちなみに第一話から意味ありげに登場している美剣士・霞丸(声はもちろん塩沢さん(涙))は、どうやら客分といったところらしく、幻妖斎の彼に対する態度も恭しげ。
 しかし霞丸も真犯人の正体を知っているのだから、やまぶきに話してやればいいものを…

 一方、青影と源之介は、堺に来たばかりのあかねと正太を連れて町の見物へ。
 この辺り、比較的どうでもいいギャグシーンが続きますが、その中で、青影でも一個も取れなかった玉投げの景品を、飄々とした源之介がただの一投で全部取ってしまうというシーンは、ちょっと面白いと思いました。

 と、何処からか投じられた手裏剣に結びつけられた手紙に従い、唐国屋という店に向かう青影。
 その地下で青影を待っていたのは、赤影と、カラクリ富蔵という男。富蔵は影一族のための武器制作者(007のQみたいなもの?)兼連絡役といったところでしょうか、赤影と青影は、彼から南蛮商人カルロスが狙われていることを聞かされます。

 この南蛮商人カルロス、声が銀河万丈という時点で危険な予感がしますが、今回の時点では良い人っぽい印象。
 しかし黄金五十万両という利益を挙げたことから、その船積手配書を狙う金目教の襲撃を受けて、供を皆殺しにされてしまいます。
 この襲撃者のリーダーは、真っ赤な忍者装束の八つ身の藤十郎という男、そのネーミングから容易に想像がつきますが、得意技は分身の術。
 しかもこの術、ご丁寧に分身毎に色が違うという派手なもので、カラーリング的には、一人多いものの、レインボーマンを思い出させます。

 いや、本体が赤で分身の色が違うんだったら簡単に本体がバレるのでは…というのは素人考えなのでしょう、赤影を取り囲んで周囲をグルグル回るという攻撃に、さしもの赤影もたじたじであります。
 …が、ここで頼りになるのは飛騨忍法「乱れ髪」。分身したんだったら全員捕まえてしまえばいいじゃない、とばかりに全員に絡みついた髪は、本体を発見し、追い詰められた藤十郎と赤影は空中で一瞬の交錯!

 着地した藤十郎、不敵に笑ったと思ったら次の瞬間、ウッときて倒れるのでした。
(赤影の周囲をグルグル走ったりこの倒され方といい、基本に忠実な奴だったなあ…)


 さて、今回は守り抜かれた五十万両ですが、まだまだ油断はできません。次回にもこのエピソードは引っ張られる模様です。

 …そして、やまぶきや藤十郎を陰から見張っていたのに戦闘シーンには登場しなかった白い衣装の謎のおっさんは一体何者でしょうね(棒)

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