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2010.08.02

「仮面の忍者赤影」アニメ版 第07話「危うしヤマブキ! 謎の大グモ」

 抜け忍となったやまぶきは、父が行方不明となったという少年・玄太と出会う。折しも、堺周辺で働き盛りの男たちが行方不明になる事件が頻発。囮となった白影は金目教にさらわれ、隠し金山に連行される。玄太の父も連行されたと考えたやまぶきは金山に潜入し、鬼念坊と対決する白影を助ける。さらに赤影・青影も駆けつけ、鬼念坊を打ち倒して囚われの人々を解放した。父と再会した玄太と別れ、やまぶきはいずこかへ去るのだった。

 タイトルにあるとおり、今回はやまぶきを中心としたエピソード。前々回、信じていた幻妖斎に裏切られ、失意のままさまよっていた彼女が、一人の少年のために、金目教と対決することになります。

 抜け忍扱いとなり、かつての仲間たちに追われるやまぶき。その戦いの中に巻き込まれた少年・玄太に、彼女は命を救われます。早くに母をなくし、父と二人で暮らしてきた玄太ですが、その父が突然行方不明となり、失意に沈む玄太に、やまぶきは自分の姿を重ね合わせるのですが…
 元・金目教であるやまぶきには、玄太の父がどこに消えたのか、見当がついている様子。しかし、いかに玄太を哀れと思えど、金目教に戦いを挑むなど死にに行くようなもの――やまぶきは、玄太を置いて一人立ち去ります。

 一方、玄太の父ら働き盛りの男たちの連続行方不明事件の陰に、金目教の臭いを感じ取った赤影たちは、囮作戦で敵の本拠を確かめようとします。
 …となれば、三人の影の中で最も労務者的風貌の白影の出番。首尾良く(?)鬼念坊に捕らわれた白影が連行されたのは、金目教の隠し金山であります。

 鬼念坊が囚われ人の一人(予想通り、玄太の父なのですが)を痛めつけているのを見かねた白影は、それを止めるために鬼念坊に戦いを挑むものの、周囲はすべて敵の状況――

 と、そこで白影を救ったのはやまぶきの手裏剣。一度は玄太の元を去ったやまぶきですが、葛藤の末「しょせん、一度は捨てた命!」と戻り、玄太を連れて金山へ潜入したのです。

 しかし父に駆け寄ろうとした玄太は敵忍者に捕らわれ…と、そこを新兵器の七節棍(横山ファン的には嬉しいアイテム!)で青影が蹴散らし、そしてさらに――何だかすっかりこの瞬間が楽しみになってきました――「赤影、参上!」

 三人の影+やまぶきが揃っては敵はありません(金山で持たされていたハンマーを振り回す白影さんの違和感がないこと)。見かけの割りに肉弾戦は弱い鬼念坊も追いつめられますが、彼には最後の切り札が…
 突如、目から謎の光線を放つ鬼念坊。その光線を浴びた者は金縛りとなり、そして次の瞬間そこに現れたのは、謎の巨大蜘蛛! これぞタイトルの巨大蜘蛛であります。

 しかし、怪光線を刀で防いだ赤影は、この蜘蛛が幻術であることを見破り、実はごく普通のサイズだった蜘蛛の本体を攻撃。
 切り札までも失った鬼念坊はなおも逃げようとしますが、そこに白・青・黄の即席ながら見事に息のあった攻撃(ほとんどジェットストリームアタック)が炸裂、ついに鬼念坊も倒れるのでした。

 解放を喜ぶ人々。その中にはもちろん、玄太と再会した父の姿がありました。
 そんな中、彼らとも、赤影たちとも別れ、一人去っていくやまぶき…


 幻妖斎ある限り、天下に身の置き所のない彼女。そんな彼女が、あえて他人のために、金目教と積極的に敵対することとなった今回。
 その原動力となったのが、単純な正義の心や義侠心でなく、自分と近しい境遇となってしまった少年への同情心的なものだったのが、何ともうまいと感じました。

 悪の組織が労働力を誘拐して秘密工場で働かせるというのは定番パターンですが、そこにやまぶきのエピソードを加えることで、よいアレンジになったと思います。

 赤影たちだけでなく、前回の霞丸、今回のやまぶきと、主役側以外のキャラの掘り下げも見られるようになってきて、今まで以上に目が離せなくなってきました。

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