十月の時代伝奇アイテム発売スケジュール
さて、あからさまに異常気象宣言されてしまった今年の暑さですが、さすがに今月一杯で終わりだろう…などと思っていたら、秋を通り越して冬みたいな気温になってしまった今日この頃。
ここは大人しく部屋に引き籠もって静かに読書にでも励みたいもの…というわけで、十月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。(敬称略)
文庫時代小説の方は、今月もまあまあと言ったところ…
新作で注目は、今年は快調に飛ばしている上田秀人「お髷番承り候 1 潜謀の影」、一作目の好評で早速続編登場の「もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ」(ってなんて斬新なタイトル…)。
そして、完結編の後に最終巻というややこしいスタイルですが、九月文「佐和山物語 桜色の時はめぐり」も登場です。
もう一つ、鳴海丈「ご存知遠山桜 ふたり金四郎痛快譚 艶色講談」も、内容はわかりませんが気になります。「艶」の字がタイトルに入っている辺り、やっぱり鳴海先生ですね…
さて、復刊・文庫化はかなり充実。
まずは、先日のトークセッションでも健在ぶりをアッピールした荒山徹「柳生百合剣」が文庫化。個人的には最近の作品の中で一番好きな作品であります。
また、まさかあの番組の新シリーズ開始に合わせたわけではないでしょうが、五十嵐貴久「相棒」も文庫化します。
さらに、刊行中の山田風太郎ベストコレクション、十月の時代小説枠(?)は「伊賀忍法帖」。同じ角川文庫からは、京極夏彦「豆腐小僧双六道中ふりだし」が登場です(単行本は判型が変わってて読みにくかったのよね…)
もう一つ気になるのは、時代伝奇ではありませんが、都築道夫の「なめくじ長屋捕物さわぎ」の復刊でしょう。今回は「ちみどろ砂絵」「くらやみ砂絵」の合本のようですが、今後もこの形で刊行されるのでしょうか。
さて、漫画の方は、完結作品が意外と固まった印象。
掲載誌休刊のあおりをモロに受けた感のある薮口黒子「軒猿」5、長きに渡る死闘もついに決着の山口貴由&南條範夫「シグルイ」15、貴重なゾンビ時代劇であった横山仁&柴田一成「戦国ゾンビ 百鬼の乱」、いずれも完結であります。
一方で新登場の方は小林裕和「戦国八咫烏」くらいというのが寂しいのですが、続刊では、だからそろそろ続きを…の高田裕三「九十九眠るしずめ」文庫版3、雑誌はなくなっても続くようで一安心の「義風堂々!! 直江兼続 前田慶次月語り」、意外に早い登場の神宮寺一&遠藤明範「幕末めだか組」4、第一部完となったばかりのひらりん&大塚英志「三つ目の夢二」2、少女マンガからは山田圭子「戦国美姫伝 花修羅」2など、結構な点数です。
さらに、ガンガン系としては、柳ゆき助&町田一八の「鴉 KARASU」2、蜷川ヤエコ&山村竜也の「新選組刃義抄 アサギ」4と幕末コンビ(?)が登場。
また、公式読本も同時販売で人気あるんだなあと感心の七海慎吾「戦國ストレイズ」7が発売されます。
さらに西洋伝奇の方では、待ちに待った和月伸宏「エンバーミング THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN」4が登場であります。
最後にナンセンスギャグの方では、三成と家康の魂が入れ替わって大騒動の鮫島真「天下人ソウル」第1巻、そしてコミック乱ツインズの名物艶笑譚の二階堂正宏「竜馬がイク~ッ」が発売されるのですが…
竜馬の方は巻数表示がされていないのが気になります。刊行元があそこだけに、また抜粋版になるのでは…と心配している次第です(いや、あれ全部収録されてもそれはそれでなんですが)
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