「仮面の忍者赤影」アニメ版 第22話「対決!! 赤影VS魔童子」
湖を泳いで幻魔城に接近する赤影たちに襲いかかる怪獣・岩龍。変わり身の術で辛うじて逃れた赤影は、城への潜入に成功する。一方、城の中を彷徨う子供たちはついに下忍たちに見つかってしまうが、そこに赤影たちが駆けつける。さらに魔童子が現れ、赤影は一人残って仲間たちを先に行かせる。互いに死力を尽くした戦いの果て、わずかな差で赤影は魔童子を倒すのだった。
いよいよラスト一話前。お話の方も怪獣ありロマンスあり強敵との一騎打ちありと否応なしに盛り上がります。
まず登場するのは、幻魔城で飼われていた巨大な怪物・岩龍。
文字通り岩のような堅い肌に巨大な目と牙だらけの口、細い手足と、恐竜の生き残りのようでいてやはり違う、もう怪獣としか言いようのない怪物であります。
頭頂禿に長髪、異様に爪の長い上にちょっとピエロめいたアイラインを引いた、かなりビジュアルインパクトのある怪忍者(しかし名前は出ず)の鈴に操られて水中から襲いかかる岩龍はかなりの強敵。
火薬玉も刀も通じないこの怪物に対し、両目を潰す赤影ですが、しかしその手に捕まれて岩に叩き付けられてしまいます。
そこで赤影の死を確かめようと水蜘蛛で湖上に現れた名無しの怪忍者ですが、そこで見たものは、赤影の死体に見せかけた切り株…まんまとひっかかったところを岩龍に襲われて飲み込まれてしまうのでした。
その隙に赤影たちはついに城に潜入…
一方、幻妖斎のもとに連行された千姫は、ペドロの花嫁となることを宣告されますが、恋する乙女は実に強い。
城に幽閉されながらも、千姫は、自分にとって霞丸は優しく照らしてくれる月のような方と語ります。
それに対して霞丸は、かつて自分を慕ってくれながらもそれに応えることができず、命を落としたやまぶきのことを語ることで応えるのですが――(ってやまぶき忘れられたのかと思ってたよ!)
それでもやまぶきは霞丸を愛することができて幸せだっただろうと、同じ方を愛した自分ならわかると千姫は断言…いやもう好きにして下さい。
と、ロマンスパートと前後して、城の中で迷子となったお子様たち。
もう本当にイライラするようなスニーキングっぷりですが(特に、最年少のおきくのKYっぷりにはいい加減殺意が…)、ついに見つかって下忍たちに襲われたところに赤影参上! ほかの三人も参上!
しかしその場に現れた魔童子に対し、赤影はただ一人残り、三人に子供たちを任せて先に行かせます。
そして始まる宿敵同士の最後の一騎打ちですが、やはり魔童子は強敵。
その強固な鎧の前には爆弾も刀も通じず、飛騨忍法「真空つむじ風」からの一刀も受け止められてしまいます。
…が、そこでどんでん返しとなった壁に呑まれて二人の戦いは次の間へ。
真っ暗なその部屋に漂う異臭に気付く赤影ですが、そこに襲いかかるのは何倍ものサイズに巨大化した魔童子。これが幻覚だと悟った赤影は自分の足を刺すという古典的手段で脱出、魔童子に一矢報いるのですが…
怒った魔童子は屋内だというのに雷を呼び、己の剣に雷を落とした幻魔雷撃剣――いつぞや闇天竺のテントを焼き払ったレーザーもどき――で赤影の右肩に傷を負わせます。
しかし外れた一撃が部屋の壁のパイプを破壊、噴き出した蒸気にひるんだ隙に最後の勝負を賭ける赤影…!
が、先に倒れたのは赤影。勝ち誇る魔童子ですが…その仮面が割れ、魔童子は己の敗北が信じられないというような顔で倒れ伏すのでした。
この辺りの攻防はこうして文章にすると古典的なパターンの連続ではあるのですが、しかし西洋鎧に身を包んだ見るからに強そうな魔童子のビジュアルと破天荒な攻撃力の前に、なかなか迫力のあるシーンでした。
決着シーンも、定番のオチながら、直前までの魔童子の強さがあって、見ていて素で驚いてしまったり…
さて、その一方でチェス部屋に迷い込んだりして大変な他の三人と子供たちですが、何者かにおきくがさらわれてしまいます(もうそのままどこかにやって欲しい)
そして月を見上げる信長が思うのは、娘の面影…
いよいよ次回完結であります。
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