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2011.03.27

4月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 3月に入っても寒い日や雪の日があったりして、果たしてちゃんと春が来るんだろうかと心配になりましたが、やっぱりそれでも春は来て4月、門出の季節。
 …というのとは全く関係なく、楽しみなのは、4月にどのようなアイテムが発売されるか、ということ。そんなわけで、4月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。

 毎月少ないかと思えば多い、多いと思えば少ない文庫時代小説。
 シリーズものを含めて気になる新刊は、今年に入ってからほとんど毎月絶好調、上田秀人の期待のシリーズ第2弾「お髷番承り候 2 奸闘の緒」、三ヶ月連続刊行のラスト、今度は一冊書き下ろしの風野真知雄「幻魔斬り 四十郎化け物始末3」、時代小説の発表も少なくないあさのあつこの新シリーズ「燦 1 風の刃」といったところでしょうか。

 一方、文庫化の方では、荒俣宏の帝都物語シリーズ「帝都幻談」上下巻が登場。先に文庫化された「新帝都物語 維新国生み篇」の前日譚…というよりシリーズ第1弾というべき作品であります。

 また、今なお様々な形で復刊の続く山田風太郎ですが、今度はちくま文庫から「山田風太郎幕末小説集」が刊行開始。栄えある第1弾は「修羅維新牢」とのことです。今後のラインナップは不明ですが、明治ものほどではないにせよ、少なからぬ作品の存在する山風幕末小説だけに、期待したいところです。

 そして久々に紹介の武侠小説では、嬉野秋彦の「武侠三風剣」が刊行されます。日本作家の武侠ものはまだまだ数少ないわけですが、ライトノベルでも中華ファンタジーを数多く発表している作者だけに期待できそうです。
 また、元祖(?)の方では、金庸唯一の中編集「越女剣」が文庫化です。


 さて漫画の方では、基本的にほとんど全てがシリーズものの続巻。
 唯一、武村勇治の「義風堂々!! 直江兼続 前田慶次酒語り」1が新登場ではありますが、こちらは雑誌休刊により第1部完となった作品の続編スタートであります。

 さて、その続巻の方では、躍進著しい藤田和日郎門下・金田達也の「サムライ・ラガッツィ 戦国少年西方見聞録」2、意外と早い続巻の登場に驚いた安彦良和「麗島夢譚」3、そして蜷川ヤエコの「新選組刃義抄 アサギ」5、柳ゆき助の「鴉 KARASU」3とスクエニの幕末もの2作に続巻が登場であります。
 もう一つ幕末もの、野口賢の「サンクチュアリ THE幕狼異新」2は、雑誌休刊に伴う休載からそのまま最終巻という悲しいパターン。原作者は水戸黄門で忙しいのかしら…

 そして忘れちゃいけない、永尾まるの「猫絵十兵衛 御伽草紙」4が登場。完全に掲載誌の顔となった感のある作品ですが、続巻の登場を首を長くして待っていただけに、嬉しい限りであります。


 映像作品では…個人的には「必殺剣戟人」のDVD-BOX化は嬉しいなあ…



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コメント

豆腐小僧は意外にも豪華キャストで映画化なんですね。でも深キョンに主役はできるかな? 脇役の宮迫博之(ウルトラマンベリアルは好演!)や大泉洋(レイトン教授)は安心できますが。

投稿: ジャラル | 2011.03.30 22:03

ジャラル様:
豆腐小僧、恥ずかしながら最近キャストを知りましたがびっくりです。うーんどうなんでしょうね

投稿: 三田主水 | 2011.03.31 00:44

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