「快傑ライオン丸」 第25話「影狩り怪人モスガイガー」
金砂地の太刀を折られ、変身不能となった獅子丸たちを襲うモスガイガー。三方に分かれて次の目的地である地獄ヶ原を目指す獅子丸たちだが、獅子丸はモスガイガーに追い詰められて崖から落ちてしまう。鍛冶屋の老人に助けられた獅子丸だが、彼こそは果心居士の弟子・得心居士だった。文字通り精魂込めた居士により太刀は復活し、獅子丸はライオン丸に変身してモスガイガーを粉砕。ついにゴースン島への地図を手にするのだった。
前回、強敵トビムサシに金砂地の太刀を折られた獅子丸。これまで、太刀を奪われたり手放したりして変身不能となることは何度もありましたが、完全に太刀を折られてしまったのは初めて…大ピンチであります。
神通力を持つ太刀を直すことは容易ではなく、折れた太刀を抱えて地獄ヶ原を目指す獅子丸ですが、その前に広がるのは、モスガイガーに支配された村。敵地であります。
三方に散ってそこを突破せんとする獅子丸・沙織・小助ですが、旅芸人に化けた沙織、馬子に化けた小助(後で気付かずモスガイガーが小助の馬に乗る場面がおかしい)は何とか突破できたものの、集中攻撃を受けた獅子丸は大苦戦。
ついには崖から投げ落とされてしまいます(獅子丸、崖から投げ落とされ率高し)
気絶した獅子丸を見つけたのは、柴を背負った、見るからに曰くありげな老人。獅子丸の背負う太刀を見て血相を変えた老人は、獅子丸を抱え上げ、襲いかかるドクロ忍者たちを片手で全滅させて去るのでした。
明らかにただ者ではないこの老人こそは果心居士の弟子・得心居士。
彼は、金砂地と銀砂地は、ジャラモン教の教主、大聖人ゴーファ・ジャラモンが他界する際、果心居士とゴースンへ授けられたものであると語ります。
これまで、ゴースンの目を避けるため隠棲していたものの、銀砂地の太刀が活動を始めようとしている今、金砂地の太刀を復活させねばならぬと、決心を固めた得心居士。
二つに折れた太刀の切っ先側を、合掌する手に挟むように獅子丸に持たせた居士は、そこに突き刺すように柄の側を突き出すと――なんたる奇蹟、折れた太刀が繋がった!
復活した太刀を手に、勇躍地獄ヶ原に向かう獅子丸を見送りつつ居士は息を引き取り、その魂を太刀に宿すのでした。
そして三人は合流、最後の決戦に挑むことになりますが、復活したライオン丸はとにかく強い。
相手の周囲をぐるぐる回り、空中でひねりを加えたライオン回転飛行斬りで、あっさりモスガイガーを粉砕するのでした。
そしてそこに残った第三の地図には、ゴースン島の在処が…
というわけで、サブタイトルはモスガイガーですが、内容的にはほとんど金砂地の太刀の復活編。
モスガイガーもその能力を示すことはほとんどなく、ゴースンに支配された村という魅力的な題材もほとんど行かされなかったのは、残念であります。
(モスというよりクモみたいな顔でしたしね…影狩りというのも今ひとつ謎でした)
今回のゴースン怪人
モスガイガー
三つ叉の矛を持ち、地獄ヶ原を守る怪人。近くの村を支配する。
ライオン丸に変身できなくなった獅子丸を襲うが、金砂地の太刀が復活した後は、ライオン回転飛行斬りの前にあっさり敗れる。
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コメント
命と引換に、金砂地を復活させた得心居士は泣かせます。
じっとゴースンの動向を、ゴースンの勢力圏のそばで、さぐりつついつかはゴースン一味に一泡ふかせるつもりだった....でしょうな。「ライオン回転飛行斬りうけてみるか!」のライオン丸の声に「オウ」と答え、わざわざジャンプしてやられる
モスガイガー。意外に律儀なヤツなのかも(笑)
投稿: エージェント・スイス | 2011.04.22 21:13
エージェント・スイス様:
確かに、得心居士の心中を慮ると、色々と味わい深いものがありますね。村人たちが苦しめられている時も、敢えて涙を呑んで雌伏していたのでしょうから…
しかしモスガイガーはどの辺りが「影狩り」がわかりにくかった点も含めて、割りを食った印象ですねえ。あ、唯一回転飛行斬りを喰らったという勲章がありますか(笑)
投稿: 三田主水 | 2011.04.23 23:00