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2011.06.26

7月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 5月末はしばらく寒い日が続きましたが、6月に入ってからは相当の暑さ。この調子では、節電節電で締め付けられるであろう7月には一体どんなことになってしまうのか!? と今からゲッソリしておりますが、そんな時にはもう面白い本etc.に逃避するしかない!
 というわけで、7月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。

 毎月毎月、少ないようで結構な点数が出ている文庫時代伝奇小説ですが、7月のそれなりのラインナップ。
 ほとんど毎月新刊が刊行されている早見俊のシリーズ第2弾「ご落胤隠密金五郎 独眼竜の弁天」、明治を舞台とした人間と妖怪の交流を描く「一鬼夜行」の続編「鬼やらい」上下、いよいよノってきた感のある瀬川貴次のコミカルな平安ファンタジーシリーズ第3弾「鬼舞 見習い陰陽師と百鬼の宴」など、シリーズものの続刊がまず気になるところ。

 一方、新作では、いよいよ活動に幅が出てきた高橋由太の「つばめ屋仙次 ふしぎ瓦版」にも期待したいところです。
 また、PHPの新レーベル・スマッシュ文庫からは「奥ノ細道オブザデッド (仮) 」なる作品が登場。江戸に現れたゾンビの謎を追って、芭蕉と曾良が奥の細道を行くそうですが…

 そして復刊の方は、角川文庫の山田風太郎ベストコレクションから、いよいよ「魔界転生」が登場。
 また、上田秀人の長編デビュー作「竜門の衛」が、「将軍家見聞役元八郎」とシリーズ名を冠されて、新装版で登場です。こちらも未読の方はぜひ。

 さて、ジャンル的には伝奇ではないかもしれませんが、謎の覆面時代小説家・片倉出雲の「勝負鷹」シリーズ第3弾「強奪! 老中の剣 (仮)」は、間違いなく要チェックであります。

 おや、6月発売だったはずの「ライヘンバッハの奇跡 シャーロック・ホームズの沈黙」が7月発売に…


 そして漫画の方は…残念ながらあまりパッとしない印象。
 かろうじて武村勇治「義風堂々!! 直江兼続 前田慶次酒語り」2と篠原花那「ICHI」6くらいでしょうか…

 時代もの以外ということであれば、ジュンヤー版稗田礼二郎の「妖怪HUNTER 闇の客人」はやはり読まねばと思っているところです。


 映像の方では終盤が震災のおかげでうやむやになってしまった「隠密秘帖 隠密八百八町」DVD-BOXが登場。
 また、ビデオものではオムニバスホラー「日本で一番怖い話 江戸怪談」がちょっと気になります。第1話が、私のトラウマホラー、小泉八雲の「破られた約束」なので…
 さらに、久々に映像化の山風くノ一もの(と言えばいいのかしら)「くノ一忍法帖 影ノ月」が発売。「忍者月影抄」が原作とのことですが…


 ゲームでは劇場版も公開された「戦国BASARA」のPSP版「クロニクルヒーローズ」が発売されます。PSP版の前作は、OPムービーは良かったのに…という作品でしたが、今回は果たして?



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コメント

これは6月25日公開なので6月に入るのかな? 映画「デンデラ」、姥捨て山に捨てられた老女達が、山奥で共同体を作って生き延びていて、自分達を捨てた村に復讐するべく立ちあがる!!という、「楢山節考の逆襲」と言った方が似合う映画(笑)が公開されますが、これは伝奇になりますかね? 公式HPの日本を代表する大女優が目をむいているシーンは怖いですが(笑)。「楢山節考」の今村昌平監督の息子、天願大介監督にこういう映画撮らすとはやるな東映(笑)。

投稿: ジャラル | 2011.06.29 22:01

ジャラル様:
さすがに「デンデラ」はチェック外れてましたよ!(笑) 色々と大変な映画みたいですねえ…

投稿: 三田主水 | 2011.07.03 23:10

鬼やらいが正直気になる!

一鬼夜行の続編?みたいなので、気になってます。
ついでに小松エメルという名前も気になってしまった・・・(笑)

さてさて、ネットで調べたらトルコ語で「強い、優しい、美しい」という
意味があるんですね~。
最近は注目度がアップしてきたのか、こんなサイトの記事がありました。
http://www.birthday-energy.co.jp/ido_syukusaijitu.htm

底知れぬ創造性のある技術力とそれを実行するパワーがあり、
裏にひきこもった老練な表現力が才能と書いてあります。
ちょっと他のサイトとは見方が違うのが、面白かったので・・・。

投稿: リュウ | 2011.07.14 22:04

リュウ様:
先日下巻も読了しましたが「鬼やらい」なかなか面白かったですよ。
きっちりと「一鬼夜行」の続編です。
それにしてもご紹介のサイト、面白いですね…さすがにこの切り口は想像つきませんでした。

投稿: 三田主水 | 2011.07.23 01:20

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