「快傑ライオン丸」 第47話「地獄の棺桶 怪人ジェンマ」
ドクロ忍者に襲われていたジェンマを助ける獅子丸。ゴースンを討つというジェンマと手を組む獅子丸だが、錠之介はジェンマを信じず、出て行ってしまう。しかしやはり欺いていたジェンマの罠をくぐり抜けた獅子丸は一対一の対決に臨み、最後の最後まで仕掛けられた罠をかわして勝利するのだった。
野原での武士同士が決闘し、決着がついたところに通りかかったのは、黒いマント姿で馬に乗り、そして棺桶を引きずるというビジュアルのジェンマ。勝った武士が棺桶を譲れと言うのを冷静に射殺(その様を上から見下ろすカメラワークが凄い)してしまうという、色々な意味で強烈な幕開けであります。
さて、突然ドクロ忍者と戦い始めたジェンマは、助太刀した獅子丸に力を合わせてゴースンを討とうと持ちかけます。
どう考えても胡散臭いのですが、あっさり信じた獅子丸。しかしその晩、皆が寝ているところで拳銃を抜いたジェンマですが…
そこで豪快に寝ぼけて、拳銃を食い物と勘違いして食らいつく小助。目をさました小助に、拳銃の手入れをしなくちゃとごまかすのが、なかなかおかしい。
しかも、拳銃に興味津々の小助に、「俺が死んだら形見にやろう」と、存外本気で言っているように見えるジェンマが、なかなかイイのです(それに対し「それなら早そうだ」と喜ぶ小助はおにちくにもほどがある)。
さて、次の日もドクロ忍者と戦う獅子丸たちの前に駆けつけたのは錠之介。しかし予想通り錠之介はジェンマを信用せず、「こい、化け物!」「やるか狂犬」と一触即発に。
獅子丸が割って入ってことなきを得ますが(ここでもの凄い至近距離で会話する三人のカットも凄い)、面白くない錠之介はどこかへ去ってしまうのでした。
しかしその直後に錠之介の懸念は的中、自分たちの名前が書かれた十字架を見つけた獅子丸たちに対し、ついにジェンマは本性をむき出しにします。
凄まじい射撃の腕前で、小助の着物を次々とはぎ取るジェンマ。…撃つ相手間違ってるよ! というのはともかく、小助を人質状態にされた獅子丸たちは大ピンチです。
が、そこから隙をついてドクロ忍者を一掃した三人。しかしジェンマは焦る様子もなく、一対一の決闘に獅子丸を誘います(と、ちゃんと着る間もなく服を体に巻いていただけの小助、ヒカリ丸を呼ぼうとしたら、ついに服が落ちてフルヌードに! …誰得)。
大砂塵の中、対峙する馬上の二人。 拳銃の方がどうしても早いからお前に変身する時間を与えてやると、拳銃を地面に放り投げるジェンマに対し、獅子丸も金砂地の太刀を地面に投げて対等をアピールです。
そして、同時に己の武器に駆け寄る二人。変身ポーズを取りながら駆け寄った獅子丸は、ライオンバックルを取り出し、刀に投げたと思いきや、柄にバックルを装着して引き寄せ、そのまま地面に滑り込んで太刀を取りながら変身完了! 文章にするとややこしいですが、これは実に面白い変身シークエンスです。
そして激しい決闘の末、拳銃も刀も落としてしまったジェンマに、ライオン丸は、自分も太刀を手放してまたもフェアプレー精神をアピール。
再び己の武器に駆け寄る二人ですが、再びライオンバックルを放ったライオン丸は、そのまま刀を投じ、ジェンマを貫くのでした(どうもライオンバックル、装着することで自在に太刀を操作できるようです)。
この拳銃を小助にやってくれと差し出し、棺桶に自分を入れてくれと頼むジェンマ。
それを叶えるライオン丸ですが…棺の蓋が手を挟んで離さない。ジェンマの最後の罠で大爆発する棺!
何とか生き延びた獅子丸ですが、ジェンマを強敵と認めるのでした。
そして獅子丸から渡された拳銃を捨ててしまう小助の心中は…
登場キャラはレギュラー+怪人のみ、お話もジェンマの裏切り(?)こそあれ、非常にシンプルな今回のエピソード。
しかし、名前もビジュアルもどうみてもマカロニ・ウェスタンながら、どこかべらんめえ調で憎めない調子のジェンマのキャラや、早撃ちvs変身という変則バトルの面白さがあり、実に見応えのある回でした。
今回のゴースン怪人
ジェンマ
拳銃を得意とするゴースン八人衆の一人。馬に乗り、常に棺桶を引っ張っている。
ゴースンを裏切ったふりで獅子丸に接近、罠にはめて倒そうとするが失敗。一対一の決闘の末に敗れるが、棺桶にしかけられた爆薬の爆発に巻き込もうとするんど、最後まで執念を見せた。
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コメント
元ネタが「続荒野の用心棒」だというのはわかってますよね? 名前はジェンマだけど、実はジャンゴだという
投稿: 株式会社フィクション | 2011.09.23 23:24
株式会社フィクション様:
あまりにも当たり前すぎて書き忘れてました(笑)
棺桶の中からアレが出てくるのではないかとドキドキしましたが、さすがにそれはなかったですね
投稿: 三田主水 | 2011.09.24 23:40